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2011年02月27日(日) 

リビア問題について、
ちょっとだけお勉強しました。

「保護する責任」ってご存知ですか?
ウィキに出ています。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%…C%E4%BB%BB

私の関心は、
アメリカによるリビア制裁から始まっています。
アメリカはやっと自国民(大使館員を含め)が、
リビアからの脱出を終えて、
オバマ大統領は本格的にカダフィ批判、制裁を口にしだしました。
アメリカでのカダフィ一族やリビアの資産凍結などの実施。
早速、国連安保理もリビア制裁を決議て共同歩調。

でもイラク戦争で行った、
飛行禁止空域の設定やリビア国民の安全確保は、
国連安保理決議が必要で、
アメリカが勝手には行えないそうです。

そこには各国が持つ内政不干渉の理屈がある。
中国がよく主張するあれ。

これを国際的に打ち破る理論が「保護する責任」という、
2005年から国連で認められている新たな概念。

つまりカダフィは自国民を保護しないどころか、
軍隊、民兵、雇い兵を使って自国民を攻撃。
保護する責任を果たしていない。

よって、国連はカダフィにかわってその責任を果たすことができる。
と、概念的には成立するのだが、
では、どのような段階で国連が乗り出せるのか。
(私見:とっくにそのレベルを超えていると思うのだが…)

結局、飛行禁止空域を設定したいアメリカは、
国連安保理がそれを認める決議待ちとなる。

この決議のネックはやはり中国か?
しかし、リビアで反体制派にカダフィが空から攻撃すれば、
中国も国際世論に逆らって拒否権発動や棄権はできないはず、
と思うのは私だけか?


閲覧数1,474 カテゴリ時事ネタ コメント4 投稿日時2011/02/27 12:01
公開範囲外部公開
コメント(4)
時系列表示返信表示日付順
  • 2011/02/27 20:20
    ROMさん
    中国が大人になっていればいいですが
    次項有
  • 2011/02/27 21:31
    > ROMさん

     理由はありませんが、
     今回は国際世論に従うと思います。
     単なる勘ですが。
    次項有
  • 2011/02/27 21:35
    私には、"中国は国際世論には動じない"気がします。
    次項有
  • 2011/02/27 21:48
    > dynamite kidさん

     今回拒否権を発動する(又は棄権する。)には、あまりにリスクが大きい気がします。
     また、次の理由。
      1 胡錦濤政権だから。
      2 カダフィに天安門事件の話を出されて反論した。
      3 第三世界(古いかな)を敵に回す。
      4 中国のリビア国内の石油利権が危うくなる。続いて中東、北アフリカ全域での。
      5 中国国内では反政府行動などありえないと思い込んでいる。あるいは、胡錦濤政権はあっても構わないと思っている。(これは危ない発言ですが。)
      6 WTOに加入している。国連では無理が言えてもWTOでは言えない。

     などと並べても、何の意味もありませんね。
     やっぱり、単なる勘です。
    次項有
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