どうツッコムか切り口がわからない。
地元の人が仮に守れるとして、京都を訪れる観光客年間5千万人。1%で50万人の人が歩行喫煙。内1%が捕まったら、5千人。姫路市の人口は約50万人。
京都で歩行・自転車での禁煙条例案可と決破れ窓理論 これについて記事を書きコメントされています。“また、役所の職員の意識改革も必要です。 路上喫煙・ポイ捨て禁止が本丸ではないということ。 こうしたチョットしたルール違反の累積が地域の体感治安を悪化させる。いわゆるブロウクンウィンド理論に則った地域の安全・安心施策であるという認識が必要。 そのためには警察OBだけでなくプロパーの職員も取り締まりの現場を体験する必要がある。わがトップの考え方です。” http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=15979&res=118056…og_comment 京都では去年から吹き出した公務員の不祥事、公営バスのけったいな運行、景観条例の問題、京都だけではありませんが交通取締りの民間委託の矛盾、とにかく行政への信頼が過去最低の状態です。その中での条例案の可決です。 それを踏まえて 破れ窓理論を有名にしたのはニューヨークです。 http://user.net-web.ne.jp/bunka/NEWSwaremado.asp 私たちの街では小さな一歩ですがそれに習い防犯美化運動を展開しています。 http://www.ebisugawa.net/ これを始めた際、ニューヨークの例に沿った講演会などがあり、それに感化された委員が一生懸命になりました。 逆にニューヨークほどひどい事態であったのでこんな大手術が必要だったんだ。このあたりはそんなことは無い。と主張した委員。 取り締まり強化、当時二期目当選の某知事を連想し、右翼、押さえつけが感じられ好かん!という理論が出ました。 それを張り紙はがし、落書き消し程度のことですが実行させたのは子供たちの力です。 学校の少年補導の方々が夜にピンクビラ、金融ビラをはがしに回られました。そして慣れないこと、梯子からの転落、カッターナイフでの怪我があったのですがひと夏、続けられました。 そうなると内装屋、電気屋、そんな作業がお手の物の連中が揃っていて指をくわえてはいられません。しかし商店街組織の事情は複雑です。 『白河の清きに魚のすみかねて もとの濁りの田沼こひしき』 街が整備され、物が正規の値段で売買され、犯罪が一掃された繁華街に魅力はあるでしょうか? 30年ほど昔、西武関西進出に際して、八尾、高槻、大津に関西に無いクリーンなデパートの建設を試みました。 そして二次進出、つかしんの建設ではあえて猥雑な飲み屋さん街を作るなど、文化と人間的な両面を演出しました。西洋環境開発の戦略は注目を集めました。しかし半年後、つかしんとは疲れてしんどいの略だとささやかれ始めました。 4店舗今の姿はご存知の通です。 時代、経済の変化、歴史、そこに暮らす人々、おとずれる人々それぞれの思い、その微妙なバランスに考慮が及ばず、ただ一見全体の流れというように見えるモノにのみ迎合していたのでは行政はその役割を果たしているとは言えないと感じた今回の条例制定でした。 結局はタバコやめられへん言い訳ですけど。 |