昨日、「ICT人材育成講演会」が富士宮市役所で開催され、基調講演とパネルディスカッションのコーディネーターとして参加してきました。人生二度目の富士宮でしたが、今回も富士は御隠れ．．残念。市役所７Ｆの展望フロアからの景観は超雄大ですが、やはり全体を一望したいものです。

前回はスケジュールの都合で食べられなかった「富士宮焼きそば」。今回はブランド化を目指す「にじます」の漬け丼と一緒に頂戴しました。にじますはクリスタルな味わいでとても美味しい。焼きそばは麺がもちもちの新食感。一発でファンになりました。富士宮では７年前から「フードバレー構想」を掲げた地域ブランド化を行っていますが、地に足のついた活動がさまざまな効果をもたらしていることがよく分かりました。

やや閑散とした商店街の真ん中に地域おこしに熱心な民間企業の手で設置された地域ブランドエリアは結構繁盛。地元のお年寄りが数名、買い物ついでに立ち寄り食事をしている様子を見ていると、単に観光効果だけではない住民への浸透を感じました。
ICTについては、まだ「情報共有」の段階のようでしたが、これが「編集」「創発」までステップアップすると、地域ポテンシャルが更に一気に顕在化する予感がする。そんな地力を感じさせられました。それもこれも「ヤキソバイブル」と呼ばれる渡辺焼きそば学会会長の地域経営哲学と官民協働による地域全体のブランド化推進の威力です。

今週末には主要メンバーが姫路に来られるとのことで、どこかで迎撃させて頂きたいと思います。