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2006年11月02日(木) 
こたつねこ@ひょこむ管理人です

信頼できる地域の人脈ネットワーク「ひょこむ」では、スタート以来2ヶ月間、メンバーの中の紹介者から招待状を出してもらえれば、基本的に誰でも新しいメンバーになれるようにしていました。ただ「信頼性を確保」するために、登録申請には必ず「実名」(漢字表記)・「現住所」「連絡先」の申請を行ってもらうこととして、虚偽申請があった場合には管理人が確認して入会を拒否するという手順を踏んでいました。

この作業が結構大変で、記入漏れが出ていたり、意図的に個人情報の提供を拒む人(全体の約1%)に対するフォローに手間がかかっていたんです。「管理人が確認」といっても友達の友達の..となると本人に面識があるなんてことはありませんので、もっともらしい住所や連絡先で申請されるとフリーパスになってしまうというのも、大きな課題でした。(実際にはそんなケースはなかったと思います)

そろそろ管理人もアゴがあがってきたところなのでどうしようかと考え込んでいると、ひとりの友人が「紹介した責任がある後見人が一肌脱ごうじゃないか」と下記のような仕様で申請承認を行う提案をしてくれました。
名付けて「Web2.0時代の人的アナログ認証技術」であります。

【変更前】
(1) 紹介者が被招待者のメールアドレスに招待状を発送
(2) 被招待者は、招待状の中のURLを開き、個人情報等を入力
(3) 被招待者にひょこむの利用提供が開始
(4) 管理者が設定情報を確認。間違いがあれば修正依頼

【変更後】
(1) 紹介者が被招待者のメールアドレスに招待状を発送
(2) 被招待者は、招待状の中のURLを開き、個人情報等を入力
(3) システムが招待者に被招待者の登録依頼通知を発送
(4) 招待者が被招待者の入力情報を確認。問題なければ承認。
(5) 被招待者にひょこむの利用提供が開始
(6) 管理者が設定情報を確認。間違いがあれば修正依頼。

すなわち、紹介者が被紹介者の情報を確認することで、まず入会処理の適切化を図れます。第一、管理者の負担がメチャクチャ軽減されます。これだったら今の10倍くらいになってもやれそうです..(^^)

紹介者のもとに被紹介者の個人情報が閲覧されることとなりますが、その内容を含め登録の手順は招待状に明記し、また紹介者にも伏せておきたい情報が被紹介者にある場合は、紹介者や事務局と相談の上で個人情報の記入を行わない場合もあることにも対応できるよう考えておきたい。

なかなかグッドな「ご縁依存システム」だと胸を張っているのですが、さてみなさんはどのようにお考えになられますか?



閲覧数2,810 カテゴリ日記 コメント10 投稿日時2006/11/02 17:20
公開範囲外部公開
コメント(10)
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  • 2006/11/02 17:53
    紹介者が責任を持てる範囲の人が被紹介者になるわけですからグッドですね!
    次項有
  • 2006/11/02 23:33
    いわば紹介者に「責任分担」してもらうことは
    ひょこむ自体の信頼度をあげることになりますね。
    今後、さらに増えると、入会している人の言動や態度に
    ついても行き過ぎや、中傷行為について、管理者さん
    だけでなく第三者的な協力体制の元で、わかりやすく公平感の
    ある運営が次の検討になるのではと勝手ながら思っています。
    次項有
  • 2006/11/02 23:35
    賛成です!
    やはり、一押しの人を紹介したいし、自分で招待した人は責任もたないとね!
    次項有
  • 2006/11/03 06:50
    信頼していた会社の後輩を招待したのですが、趣旨を理解していなくて、とんでもない虚偽を入力しても気にしていなかったので、却下しました。(泣)ネットだからというより、SNSはまさしく実社会であると思います。昔のパソ通のニフティを思い出し、当時のシステムの信頼性が実現できればと思っています。
    次項有
  • 2006/11/03 07:00
    招待者が責任を持って、被招待者の認証をしていくこと、賛成です。一歩バージョンアップですね。

    なお、最近、私が招待した人がさらに招待した人(孫)の、あれ、という書き込み、これ読むと書かれた人は傷つくだろうなという場面などに出くわし、責任を感じたりすることがありますし、「あんたのトモダチやろ」(実は違ったのですが)と苦情を受けたこともあります。

    ネット書き込みは、知らず知らずきつい言葉になって人を傷つけてしまったり、トラブルになるケースも少なくないです。
    「自分がこう思っているから、相手もこう思うはずだ」という発想は誰しもあります。それが厄介で、朝近くにまでやりとりして寝不足になって消耗してしまうことも何度か経験しました。
    攻撃的な言葉には、心臓が止まってしまいそうな思いもします。

    トラブル解決に冷静な第三者の意見を聞くシステムもあれば助かりますね。


    次項有
  • 2006/11/03 17:49
    いいアイデアだと思います!
    ひょこむの精神に、すごく合致していますよね。

    ただ私は、大学の「この学生はみんなに紹介したい」と思った生徒をひょこむに紹介することがありますけど、実は、学生の個人情報を教員が持つことに、『大学が』神経を尖らせていまして。。。

    例えば住所なら、町名まででも本人の確認はできるし、番地は送られてこないようにならないかなあ、と。番地がなければ、大学へ「これは個人情報ではありません。」と言えますし。

    電話も、携帯電話だけにして、自宅電話は紹介者に送らないようにするとか。(携帯は、いざとなれば学生は簡単に変えますから、トラブルになりにくいです。)

    …やっぱり、ちょっとこのシステムの狙いとずれますね。
    大学を、私がきちんと情報を管理しますので、と説得するほうが先です。

    すみません。意味のないコメントになりましたが、こんなことを考えましたという証拠に、とりあえず投稿します。
    次項有
  • 2006/11/05 07:12
    実施2日を経過して、運用は非常に順調のようです。昨日も「承認がきたよ♪」という方とお話ししましたが、「招待するからには責任がありますから」と明るく答えて下さいました。

    さて、クトちゃんの「冷静な第三者の意見」という提案について基本的には賛成です。
    そこまで持ち込むプロセスとして、下記のようなケース別基本的対応を考えてみました。

    1.ユーザー同士のトラブル
      ★双方のユーザーの紹介者も交えた四者会議で。
    2.ユーザーとコミュ管理者のトラブル
      ★ユーザーの紹介者も交えた三者会議で。(事務局フォロー)
    3.ユーザーと事務局のトラブル
      ★ユーザーの紹介者も交えた三者会議で。
    4.コミュ管理者同士のトラブル
      ★双方の管理者と事務局の三者会議で。
    5.コミュ管理者と事務局のトラブル
      ★コミュ管理者、その招待者、事務局の三者会議で。

    上記で解決できない場合は、予め選抜されたネット有識者による「仲裁ボード」にかける。

    こんな仕組みはいかがですか?
    次項有
  • 2006/11/05 07:17
    きたろうさん、ひょこむは「個人情報を集める」ことを目的としているわけではないので、新たに参加される方が「実在する個人」であることと「紹介者による後見」があればいいと思います。
    つまり、今回のように社会的環境で外的制限が存在する場合は、紹介者と事務局が相談して、個人情報が提供できない人に関しては「強制しない」という対応にすることもできると思います。
    学生さんたちが、ひょこむをどのように使いこなすか..非常に楽しみですね。
    次項有
  • 2006/11/05 14:03
    FUTANさん
    今回のバージョンアップ賛成です。こたつねこさんのご尽力有難うございます。

    ひょこむのような地域SNSが、今後各地のまちづくりを豊かなものにしていく鍵を握っているという印象を持っていますが、一方でそれを支えるこたつねこさんのような方の、技術水準の高さと、バランス感覚、人格、エネルギー(負担)などがあればこそだなと思うと、どこでも簡単にできることではないなとも感じます。
    次項有
  • 2006/11/05 21:22
    sugi-さん
    「ご縁依存」の認証システムいいですねー。
    勉強になります。m(_ _)m
    次項有
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