間もなく田宴アートのライトアップが近づいてますが、
毎回、ライトアップの方法に苦戦されています。
お金があれば、姫路城に負けない光源を用意するのですが、
なかなか厳しいようです。
最近では震災の影響もあり、安価で電気を不要とするあかりについて
あちこちで紹介しているみたいなので、ワタシもググってみました。
多いのが食用油の廃油で作るキャンドルの作り方。
エコで可愛らしいのですが、屋外使用には滅法弱いのです。
去年はキャンドルでしたが、点けては消え、点けては消え、、、
同じく廃油で行灯作りを紹介していたサイトを見つけ、、、
じっと見ていたら、、、何かが閃きました。
早速、会社の倉庫のゴミ箱(バッカン)を探って廃油の行灯作りにトライしました。
材料は、不要になったステンレスフレキ管、
使い古しの軍手(軍足、Tシャツでも可)、
空き缶などでできた受け皿です。
実験ではガラスの灰皿を使いました。
工具はどこの家庭でもある、ハサミ、プライヤー、
フレキカッター、大型グラインダーです。ww
まず、ステンレスフレキを適当な長さで切ります。(今回は8山)
握手を少しづつ締めながらクルクルっと回すと、、、
簡単に切れました。
次に足を作るために、グラインダーで切り込みを入れます。
コツは同じ深さで切り込みを入れるコトです。
次に、プライヤーで足を広げます。素手でやると指紋がズタズタになるのでやめときます。
置いてみて真っ直ぐに、ぐらつきがないか確認します。
タコさんウィンナーみたいですね。
次に芯を作ります。今回は軍手の指の部分を使います。
これもフレキ管の頭から出る長さを考慮しながらカット。
ここで、注意!軍手はナイロン製のものがあります。それはダメです。溶けてしまいます。
この軍手はポリエステル混ですが、熱に強いので使いました。
綿のモノがいいでしょう。使用済の乾かせた軍足でも使えますよ(謎)w
カットしたら縦に丸めてフレキ管の中に差し込みます。
この作業は素手で行うので怪我には充分注意です。
あまり詰めると油の吸い込みが悪くなります。中はふわっと入るくらいで。
油を入れる皿を色々考えたのですが、丁度良い空き缶が無かったので、
今回はガラスの灰皿を使いました。ホントはシーチキンの空き缶くらいが、
今回のテーマにピッタリだったのかな、と。
灰皿に同じモノを4本並べていよいよ点火です。
、、、なかなか火が点きません、、、
やっと火が点きました!!
以上、実験は終わりです。
イベントでのライトアップ、災害時の行灯、雨乞いの狼煙、
とイメージ次第でいくらでも用途は広がります。
材料は全てリユースですので、とってもエコロジーです。
燃焼時にかなり煤が出ますので、屋内での使用は不向きです。
数分で一酸化炭素中毒に陥る可能性があります。
割と明るく、かなりの風にも強く、長持ちしますので、
使用途は広く、松明、玄関の常夜灯、電車のヘッドライトにも
使えます。
火の扱いや、怪我にはくれぐれも注意が必要です。