いまさら~という感じですが、昨日中継を行った「レクイエム・プロジェクトin佐用町」のコンサートライブで、改めてUSTREAMの実力に感心させられました。 中継の仕様は、カメラ2台の入力切り替えとテロップ入力と、ホール音響からもらったラインをTASCAMのミキサー経由でTriCaster300に入れて、テロッピングしたコンテンツを生成。そのデータをLet'sNoteのストリーミングサーバを使ってUSTREAM配信しながら、TriCasterにストレイジするという方法でした。 バックボーンは、ホール事務所にあるADSL回線を拝借。SPEEDTESTでは8Mbps程度のスループットが得られていました。 カメラ2台にそれぞれひとり、TriCasterの操作を長男ひとりで担当してディレクティング。即席チームで2時間あまりのコンサートをしっかり中継してくれました。 事前にホールが満席になると想定されたので、別室のパブリックビューイング(PV)を設置。これも事務所用のADSL回線を分けて利用。都合、USTREAMサーバへのアップロードとPVへのダウンロードを1回線で賄いましたので、あまり優れた環境とはいいがたい状態でした。案の定、本番が始まり事務所PCでライブ中継を参照すると、ときどき数秒間の通信断が発生して聞きづらくなり、事務所PCからのアクセスを停止してもらいました。→以後はたいへん順調に放映ができました。 コンサートのライブですから、音声がきちんと再生されることが必須条件ですが、この日のUSTREAMは最高。MACでUSTREAM-LIVEのページを開き、PA用スピーカーに接続して大音量で再生した音響は、コンサートホールの雰囲気をほぼそのまま伝えられるほど素晴らしい空間を創り上げてくれました。映像も違和感なくなめらかに流れて、PVの要求レベルを十分にクリアするものであったと感じました。 このコンサートライブのコンテンツは、レクイエム・プロジェクト実行委員会からの許諾を得て、後日「ひょこむ」と「さよっち」で公開します。また上田益実行委員長(作曲家・音楽プロデューサー)作詞・作曲によるオリジナル曲「大切なふるさと」を、OpenSNP公式ソングとして拡散させたいと考えていますので、その節はご支援ご協力の程をお願い致します。 |