三年前の父娘旅行のときに乗りました。懐かしいなぁ・・・。
とにかく素晴らしい車両でした。
2007年8月31日に神戸で第1回を開催してから、半年に一度のペースで全国各地で実施されてきた「地域SNS全国フォーラム」も数えて9回目。神戸-横浜-佐賀-宇治-松江・尾道-西千葉・山武-掛川-坂井に続き、今回は昨日までの二日間、福岡県久留米市において「第9回地域SNS全国フォーラムinちっご」として、筑後田園都市推進協議会の主催で開催されました。 半年のブランクが待ち遠しい..という気持ちがあちこちで爆発。遠隔地の関係者どうしがハグするシーンも続発しながら、九州で二度目の全国フォーラムは地元の方々の温かいおもてなしとしっかりした炉ジスティクにおかげで、いつもにも益して一体感のある和気藹々とした雰囲気の中、大変有意義な討議が行われ今後の地域SNSの展開に役立つ機会となりました。いくつかのブロックにわけて、今回の全国フォーラムの非公式報告を行います。 姫路から久留米までは、九州新幹線の「さくら」をつかうと2時間あまりで乗り換えなし直行できるとても便利な旅程にはなるのですが、あえて博多で下車してあこがれだったJR九州の特急「ゆふいんの森」に乗車して30分あまりの久留米までの列車の時間を満喫しました。「ノリ鉄」には有名なこの特急列車「ゆふいんの森」は、博多から魅力あふれる高原のリゾート由布院までゴージャスな気分と美しい景色を楽しめる「高原のリゾートエクスプレス」。 ヨーロピアン調のハイデッカー車でありながら連結部でもフロアレベルが変わらない「谷間のない構造」で画期的な連結ブリッジです。木をふんだんに使ったナチュラルなインテリアの車内は森の別荘にでもいるかのような自然あふれる空間を演出しています。 ディーゼルカーでありながら、客室内はオールハイデッカー(全部2階席)なのでとても静か。連結車輌も少なくわずか一日3往復しかしていないので、全席指定のチケットを入手して乗車するには事前の準備が絶対に不可欠です。グリーンで゛もないのに入口では客室乗務員に出迎えられて、暖簾をくぐって自然木がふんだんに使われた内装の客室に誘ってくれます。JR九州の列車は、木の温かみを十二分に活かした内装が素晴らしく、九州新幹線の「つばめ」などもお気に入りの列車です。実は現在、かつての鉄道火災事故の教訓から、新しい車両には木を使用してはいけないことになっています。しかし、木を特殊加工して燃えにくい素材にすることで、ようやく鉄道車両に使う事ができるようになりました。「ゆふいんの森」はその好例です。 フローリングの客室の床は、この「ゆふいんの森」から始まったそうです、ハットラックも木でできています。座席は落ち着いた緑色でまとめられていてすごく居心地がいい。「ゆふいんの森」は普通車しかありませんが、この座席はJR西日本のグリーン車より数段グレードが高い感じです。 博多駅を出てしばらくすると、客室乗務員の方が挨拶に来ました。ガイドさんのように、列車の旅の楽しみ方を「車内販売」「ビュフェ」「沿線の案内」と、丁寧に気持ちよく説明してくれます。車内放送で聞かされるのとは大違い。やはり「Face to Face」のふれあいが大切ですね。なんと子供のための紙芝居のサービスまでしてくれるんです。ちなみにこの方々はJR九州の正社員ではなく、いわゆる契約社員。この仕事をステップにして航空機の客室乗務員を目指す方もおられるとか。いけまっせ、おっちゃん絶対応援します!! 「ゆふいんの森」にはビュフェがあって軽食程度ならつくることができます。もちろん各座席にもってきてもらうのもありです。メニューも豊富で、きっと選ぶのに困ります(^_^;) お食事は「ゆふいんの森弁当(1,000円)」、「ゆふいんわっぱ(700円)」「あんかけ焼きそば(700円)」。お薦めの生ビール(400円・500円)というのが嬉しい!! 残念ながらお仕事前なので涙を飲んで諦めました..(><) ビュフェは立食形式ですが、足元にまで窓があり沿線の風景を存分に楽しめます。ビュフェの一角には沿線の名産品をモチーフにしたかわいらしいギャラリーがあり、旅気分を盛り上げてくれていました。終点の大分まで乗っていたかった..というのが正直な感想。いつかフルコースでゆふいんの森を楽しみたいものです。 |