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2011年11月01日(火) 

いち、に、さん、し、ご、ろく、しち(関西人は「ひち」と言う)、はち、く、じゅう(あるいは「とう」)

以前はこれが普通の数の数え方だった。

ところが、近ごろは次のような数え方をする人が増えている。

いち、に、さん、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう

つまり、4(四)と7(七)と9(九)が変わってきているのである。

元々、「4人」は「よにん」、「四方」は(しほう)、「七草」は「ななくさ」、「7時」は「しちじ」というように、後に来る語によって二とおりの読み方があるわけだが、それらは日本語として明確に区別されてきたのである。

しかし、最近ではそれが完全に崩れてしまった。

例えば、「7時」を「ななじ」と言ったり、「四十代」を「よんじゅうだい」と読むのも珍しくなくなってきている。

もちろん、「しち」は「いち」と紛らわしいからということもあるかと思うが、「十七八の娘」を「じゅうななはちの・・・」と読んだのでは日本語にならない。今に四面楚歌を「よんめんそか」と読む人も珍しくなくなるかもしれない。

数の数え方ということでは、数字の後に来る単位もええ加減になっている。例えば相手の歳を聞いて、《そう、私より1コ下やね》などと言っているのをよく耳にする。《歳はドングリや飴玉と違うで!》と言いたくなる。

3階を「さんがい」と言わずに「さんかい」と言う人も増えているし、ひどいのになると4本を「よんぼん」と言っている人もある。

なぜこうなったかは僕には解らないが、日本人が日本語に対して無関心になってきたことは確かである。

 


閲覧数1,070 カテゴリ主張・論評 コメント10 投稿日時2011/11/01 09:33
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jamjamさん
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