1,107万kW/1,624万kW (04/20 07:20)
68%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://hyocom.jp/blog/blog.php?key=181474
2011年11月25日(金) 
若松町の焼き肉「富士」といえば、新長田界隈では知らない人はいない黒毛和牛の美味しい肉をリーズナブルに提供してくれることで有名なお店。昨夜はここで、27日(日)に「神戸市立地域人材支援センター」(旧双葉小学校)で開催される「まちの文化祭2011」の中継応援の打ち合わせを、神戸ランチ協会の橋本英明さんとやりました。

長田区二葉町7丁目にあった二葉小学校は、神戸市で二番目に旧い小学校でしたが、2006年に神戸市立長楽小学校と統合して神戸市立駒ケ林小学校となり廃校となりました。洋風モルタル建の旧校舎は長らく地元住民から親しまれて、阪神淡路大震災にも耐えたことから、地域の子ども達のためを想った近隣住民の熱意と努力により地域人材支援センターとして保存・活用されることとなりました。

20億円といわれる耐震・改修工事を経て2010年11月にオープンしたセンターは、市民の地域活動への参加を支援するとともに、交流・学び、歴史・文化、ものづくりを通して、地域活性化を担う人材を育成すること、また今まで培ってきた地域の力を結束し、他局・他団体との連携の拠点となることを目的として、地域社会の要の役割を果たそうとしています。

「まちの文化祭2011」はセンター開設1周年にもあたり、2012年11月27日(日)の当日、青少年によるバンド演奏やダンス、琉球の踊りなどの舞台パフォーマンスのほか、阪神・淡路大震災の記録や多文化活動の発表・展示、地元商店街を中心とした屋台など、子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんのイベントが目白押しです。
また、センターを拠点とする神戸ロボット工房が、ロボットの操縦体験などを通して、ロボットテクノロジーやものづくりの魅力に触れることができる企画を開催するなど、地元住民と地域活動が融合した大変素晴らしい催しとなっています。
http://www.facebook.com/bunkasai

このイベントを成功させるために、住民を中心とするコアメンバーは何ヶ月も前から企画を練り上げ、本番三日前には現場で集まって入念な準備をすべて手弁当で行っています。彼らの努力が当日1,000人を越える住民が参加する大イベントを支えています。もともと地域の人の絆(互酬性の高い)がしなやかに機能していた長田地区ならでわのアプローチですが、全国各地どこでも手本になる要素がたくさんあります。

話しを焼き肉に戻しますが(笑)、ダウンライトに照らされた「おもてなしを大切にしたい」というお店のこだわりが感じられる和モダンテイストのおしゃれな店構えで頂いたのは、ちょっと贅沢な気分が味わえるインパクト抜群の黒毛和牛100%使用特上ロース(300g)の一枚焼。美味しいだけでなく店員さんの接客も花マルで、クレームのつけようがないお店でした。

「焼き肉富士」もしかり「地域人材支援センター」もしかり、どこの地域でも地元住民の知る人が知る素晴らしい資源がたくさんあります。しかし、私たちの情報源はテレビ・ラジオ・新聞などがほとんどで、神社仏閣・学校・商店街と転移してきた地域の「会所」を通したクチコミ情報のネットワークは途切れて長くなります。「情報コンテンツの地産地消」を実現して、住民にとってより豊かな地域社会づくりを推進することを誓い、飲み放題のジョッキを笑顔であおりながら、新長田の夜はふけていったのでした..(^^)

閲覧数1,175 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2011/11/25 07:23
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
    ※画像に表示されている文字を入力してください。
■プロフィール
こたつねこさん
[一言]
地域を元気にする情報化に貢献したい♪
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み