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2011年07月23日(土) 
富士登山競走とは、そもそもどんなレースなのでしょうか。

富士登山競走は、昭和23年に第1回が開催されて以来、
今年で64回を数える、由緒ある山岳マラソン大会です。

標高770mの富士吉田市役所前をスタートし、
冨士浅間神社から中の茶屋、馬返しを経由して
吉田口登山道を通り、富士山頂の久須志神社がゴール。

距離は21kmとハーフマラソンの距離ですが、
高低差は日本最大級の約3,000mに及びます。
(山頂コースのほか五合目までのコースもあります。)

このレースの最大の特徴は、ひたすら登りだけということ
(そのため、日本一下らないレースと言われています)と、
4時間30分という制限時間。

通常の登山者が山頂までかかる時間は11時間ですから、
その約4割の時間で登りきらなければなりません。

傾斜を増す勾配、薄くなる空気、立ちはだかる砂礫と岩場。
過酷な状況の中、選手たちは自分の限界と向き合いながら、
制限時間内の完走を目指します。

そんなわけで、「富士登山競走の制限時間内完走」は、
「フルマラソン3時間以内で完走(サブスリー)」
「100kmウルトラマラソン10時間以内で完走(サブテン)」
とともに、
「市民ランナーのグランドスラム」と呼ばれているのです。

富士登山競走の公式HPをみると、
「富士を制す21km。
 標高差3000m、気温差21度、完走率約50%。
 ここには、過酷に挑む価値がある」
「制限時間4時間30分、
 雲上のゴールに挑む日本最高の山岳レース」
「遥か山の頂上を目指し、富士の麓を駆ける」
「自然との闘い、自分との闘い、最終目標は、日本一の山頂」
「下界を見渡すフィニッシュを目指し、
 制限時間4時間30分の壁を打ち破れ」
とあります。

今年の第64回大会は、東日本大震災で被災した方々や、
復興に向けて努力している多くの方々を、富士の麓から
勇気づけよう、というテーマで開催されました。

全ての選手たちのナンバーカード(ゼッケン)には、
「共に一歩、一歩前に進もう。がんばれ東日本。」
のメッセージが入っていました。

閲覧数641 カテゴリ富士登山競走 コメント0 投稿日時2011/07/23 16:01
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