良い講演でしたね。
こたつねこさんの「議事録」も素晴らしい!
私も8割方同感、というところです。
こたつねこさんが仰るように、放射能の話とTPPについては少し思い込みが強いと感じました。
もちろん田母神さんの意見なので、それはそれで好しということですね。
ところで講演中の写真を撮られてますが、よく考えてみたら、「撮影禁止、録音禁止」とはアナウンスされてませんでしたよね。
どこかの誰かは録音してるかも・・・
田母神さんの説明は必要ないと思いますが、「日本は素晴らしい国だ」という論文を発表して航空幕僚長を更迭された、筋金入りの元制服自衛官です。昨日、姫路経営者協会漁火会という団体が主催して姫路市民会館大ホールで開催された講演会に参加してきました。800人入るホールが満員という盛況。田母神氏の主張が閉塞感と危機感に溢れよどんでいる社会に対する日本人の怒りを象徴しているかのようでした。 会場前には、スーツを着た腕章の男性がたくさん..中には知り合いもいっぱい。会場内でも同じグループの方々がお世話下さったのですが「ちょっと違うぞ」っていう無言の威圧感たっぷりの雰囲気であまりよろしくありません。もっと普通の対応でやってほしかったなと感じました。 田母神氏の生講演は初めてでしたが、ジョークあり、分析あり、主張ありで、その記憶力と知見には驚きました。ただ何度か話題が元に戻ることがあり、ちょっと食通気味というきらいもありました。 主な主張は、 ・米国による対日政策の本質(独立できない属国化) ・中国との不適切な関係(外交・通商・領土) ・米国と中国による情報戦(日本完全敗北の原因) ・戦前の日本はよい国だった(占領政策以降の日本の破壊) ・無能な政治家による某国政府(日本の常識・世界の非常識) ・財政破綻は操られた人たちの妄想(日本はクラッシュしない) ・左翼分子による日本侵略を防ごう(自治基本条例見直しは危険) ・美しい日本をみんなで取り戻そう(日本の底力を信じて) が記憶に残っています。 8割方は賛成だったり同意できる話でしたが、たとえば「放射線は健康によい」という話のように、2割は「?」と思うこともありました。放射線についても、学術的な論文を引用しての説得力の高い論述でしたが、政府攻撃が強すぎてすんなりとは胸におちませんでした。 なにより、戦勝国によって塗り替えられた過去と戦後の政治戦争で弱体化した国力を、今こそ国民の手で立て直そうという志には大いに共感することができました。予定時間を半時間近く延長して熱弁をふるって下さった田母神氏に感謝します。 |