昨日から、沖縄県の要請で総務省地域情報化アドバイザーとして訪沖しています。離島や地域の振興のために、人材発掘・育成や人的ネットワーク構築に寄与するソーシャルメディアの活用方法について、先行事例や運用ノウハウ、そしてもっとも大切な基盤づくりについての助言を行っています。予定では今年度あと2回、キーパーソンとなる地域の実践活動家の人たちと県庁や自治体・団体職員の方々を交えて沖縄での研修会やワークショップを実施し実現を目指す予定です。

「沖縄は青春のふるさと」という話をしましたが、1976年に琉球大学理工学部物理学科(卒業時は理学部)に入学、現首里城にあったキャンパスに、名刹「龍潭池」のそばに住み、史跡「守礼門」の脇を通って4年間通いました。昨日は、県職展向けの初めての研修会のあと、みなさんが主催して県庁近くのホテルのレストランで開催された懇親会に、大学時代仲良しだった同級生ふたりが参加してくれました。

左の当間訓(とんま)くんは、大学卒業後、当時はまだ珍しかったコンピュータシステムの会社を設立。旧キャンパス近くの鳥堀でシステム構築やコンサルタントの仕事をしっかりと続けています。とんまとは、数年前に大阪に出てきたところを梅田で拿捕して飲んだり、時々連絡もしているので、やや明るくなった額の変化を含めてさして再会の驚きはありませんでした。

右の徳村永盛(ドク)くんとは久しぶり。少しふっくら大きく成長したようですが、大学時代の雰囲気はそのまま、あっという間に30年以上前にタイムスリップしてしまいました。ドクは入学前から付き合っていた彼女(ちえみさん)がいて、沖縄美人の彼女は、お相手のいないぼくたちのアイドル的存在でしたが、その後結婚していまても仲良く暮らしていると聞いて我がことのように嬉しく感じました。

もう記憶の彼方に消えた若かりし頃のやんちゃや過ちも、今となっては懐かしい笑い話。「ほらほら！」とせかされて海馬の奥から引き出した名前は、いろいろ世話になった女性だったり．．瞬く間に時間が過ぎていきました。とんまくんによると、近い将来(ノダさんの「近いうちに」ではない)、同期入学の仲間たちで同窓会を開催してくれるみたいです。ドクは教育委員会学校教育課の課長になっていたり、新聞社の部長として活躍しているやつがいたり．．あの頃では考えられないような立場にいるみたい。何があっても、同窓会には参加しよう。その頃には、沖縄県のネットワークが健やかに育っていますように。