昼前、小学校同期会の案内状を出しに郵便局の前にあるポストまで行きましたが、あまりに暖かかったので、梅の開花状況を調べようと思い、その辺を歩くことにしました。 郵便局から樟葉駅に通じる道路を歩いていくと、とある美容室の前に鉢植えの花がいっぱい置いてありました。 みんな揃って南の方角、つまり太陽の方を向いて咲いていました。この黄色い花は名前が分からなかったのですが、帰宅後調べてみると「ユリオプスデージー」というキク科の植物だそうです。
この向うの交差点渡って少し行くと、「楠葉東公園」というちょっと大きな公園があります。ここは花の咲く木はあまりありませんが、1本の白梅の木は、今にも咲きだすのではないかと思われる状況でした。 桜はまだまだといった感じでしたが、早咲きの寒緋桜(カンヒザクラ)だけは、かなり蕾が膨らんでいました。
ここから、いつも梅を観察に行く小公園へ行きましたが、期待どおり開花が確認できました。この木は野生種に近い品種だと思われます。
このあとは樟葉駅前まで、住宅地の中を歩きました。いつものコースです。 ところどころに残っている田圃では、もう土が耕されているところがありました。 畑では美味しそうな大根が首を出していたり、道路際に植えられている水仙が咲き揃っていました。 こういう田園風景を見るのも散歩の楽しみの一つで、心が安らぎます。
旧集落の中に入ると、農家の石垣の上に植えられた黄梅(オウバイ)が咲き始めていました。黄梅は花の形が梅に似ているところからこの名がありますが、梅の仲間ではなく、木犀科ジャスミン属の灌木だそうです。
こういう風景を見ていると、寒い寒いと言いながらも 《一歩一歩春に近づいているなぁ》 と思わせられる今日の散歩でした。 |