12月2日の夜に香港政府が発表しました。
香港に住むインドネシア人の女性家政婦36歳で重体だそうです。
これまで中国以外での感染者は、
中国帰りの台湾人1人だけでした。
11月17日に広東省深セン市で生きた鶏を買って、
さばいてもらって調理した鶏を食べたそうです。
深セン市は香港のすぐお隣です。
本人は21日に咳の症状が出て、
27日に高熱と呼吸器系症状で入院し、
家政婦として勤めている先の家族6人中4人にも症状があるらしい。
彼女の雇い主や家族など濃厚接触者17人の検査をして、
うち5人が経過観察のため入院したそうです。
今のところ17人の検査結果は全員陰性だったそうです。
でも時間が経たないと完全にシロとは言えません。
香港政府は深センからの生きた鶏の輸入を停止しました。
香港では2003年、
SARSで300人近くが死亡しているので、
中国から持ち込まれる感染症には極めて敏感になっており、
厳しい対応をすることでしょう。
香港でのSARS対応は、
先進的医療機関で発生したにもかかわらず、
正直失敗でしたから。
反対に気になるのが中国の対応です。
もう隔離はしない方針らしい。
これって中国では市中に蔓延していることを、
意味しているということかなあ。
中国のニュースも情報源のため、
そうだ、らしいの乱発でごめんなさい。
これまでのH7N9型鳥インフルエンザによる死者は45人。