2007年09月07日(金) 今週は 3冊図書館で借りた本を読みました。 1)小林よしのり 著 「新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論 」 戦後62年を迎えたが、いまだに「謝罪しろ」の催促が鳴りやまない。 先日、台湾の老人が「日本精神をしっていますか?」と日本の若者に尋ねていた。 もちろん若者は、そんな言葉を知りはしない。 この言葉は「日本人が伝統的に持っていた 勤勉、正直、約束遵守、犠牲的精神などの美徳をさすものです」 いつのまにか、日本人の心を忘れていく自分に気がついたひとにお薦めです。 そんな日本人のために、小林よしのりは声を大にして叫ぶ! 「今必要なのは謝罪恭順を捨て、武備恭順の精神で攘夷を行うことだ」と。 私の評価:☆☆☆☆★ ◇ ◇ ◇ 2) 鈴木光司 ほか著 「午前零時」 午前零時をテーマにしたホラー仕立ての13話短編集。 「ハンター」鈴木光司。男女の出会いを うまくホラーにしています。 「冷たい手」 坂東真砂子。ラストのところで ゾッとしました。 「箱の部屋」近藤史恵。結構怖かった。 それ以外は、あまりおもしろくなかったので・・・。 私の評価:☆☆★★★ ◇ ◇ ◇ 3)桜庭 一樹 著 「青年のための読書クラブ」 東京・山の手のお嬢様学校・聖マリアナ学園。 その校内の異端者だけが集う「読書クラブ」。 そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、 名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた 秘密の日誌があった・・・。 第一話と第五話が、雑誌掲載のあと 中間部を追加した作品。 個々の話が結構よくできていて、とても楽しめました。 ひさびさの 満点! 私の評価:☆☆☆☆☆ |