何年か前から気になっていることがあります。
初秋の夜、この木の下と竹藪の下を通るたびに、頭上から甲高いコオロギの声が聞こえてくるのです。金属的な音色で、音量はわが家で鳴いているツヅレサセコオロギの数倍もある大きさです。 (声の主は、昨年インターネットで調べたらアオマツムシであることが分かりました。)
そして、同じ声が道路の向い側からも聞こえてきます。
長い間、《コオロギが木の上で鳴くはずがない。これはきっと下の草むらで鳴いている声が木や竹の葉に反響して聞こえてくるのだ》と思っていたのですが、昨晩スーパーへ買い物に行ったときに《やっぱり木の上で鳴いている。》という確信を持ちました。音源であるはずの草むらからは虫の声が全く聞こえなかったからです。 それで、改めて調べてみました。 その結果、アオマツムシは草むらではなく、木の上に上がって鳴くということが分かりました。 http://www.bekkoame.ne.jp/~sibutaka/nature/html/ins…i_s_j.html 何のことはない、去年調べたときによく読んでいれば、世の中には木の上で鳴くコオロギがいるということが分かっていたのです。 (笑)
なお、アオマツムシの声は上のサイトで聴くことができますが、2~3秒で終わってしまいます。下記サイトではもっと長く(24秒)聴くことができるので、こちらの方がお勧めです。(ページの下の方にあるアオマツムシをクリックすればよい。) http://mushinone.sakura.ne.jp/itiran2.htm |