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2014年09月26日(金) 
先日 来春卒業予定者と面接を行い
二人の若者が仲間に加わることが決まりました。

本当にありがたいことです。

二人の人生にとって
最初の就職先


その最初の就職先に選んでもらえて
本当に嬉しいかぎりです。


来春 二人をご紹介しますので
よろしくおねがい致します!



┌───────今日の注目の人─────────┐


    「“抜く”を“抜かない”」
        

    白幡洋一(ベガルタ仙台元社長)

      
    ※『致知』2014年9月号
      特集「万事入精」より


└───────────────────────┘

東北リコーの取締役に就任した際に当時の社長から、
これからは中国の古典を勉強するよう
アドバイスを受けました。


薦められて読んだ本の一冊、
『菜根譚』は私の大切な座右の書となりました。


同書の名言の中でも
とりわけ共感を覚えるのが次の言葉です。


「払意を憂うることなかれ
 快心を喜ぶことなかれ
 久安を恃むことなかれ
 初難を憚ることなかれ」


思いどおりにならないからといって
心を痛めてはならないが、
思いどおりになったからといって
有頂天になってもいけない。


平安無事が続いても
それを頼りにしてはならないし、
最初に困難にぶつかっても挫けてはならない。


いま振り返れば、高卒の私が
社長の重責を担うことができたのは、
この言葉を知らず知らずのうちに
実践してきたからだという気がします。


課長時代は課長として、部長時代は部長として、
そして事業部長時代は事業部長として、
私はそれぞれの役割を全うすべく常に全力を尽くしてきました。


『菜根譚』の言葉はまさしく、
行く先々で一所に懸命になるという
私の信条にも通じているのです。


私はこの姿勢を、
「抜くを抜かない」とも表現しています。


仕事には問題がつきものであり、
人はその問題を乗り越える度に成長します。


そして難しい問題を乗り越えるために大事なことは、
考え抜くこと、やり抜くこと、
つまり徹底して諦めずに取り組むことです。


「抜くを抜かない」ことによって
人は成長を実現するというのが、
きょうまでビジネス人生を歩んできた私の実感です。


こうした経験を踏まえて、
いまの若い方にお伝えしたいことは、
自分の適性や自分に合った仕事を
過度に追求し過ぎないほうがよいということです。


縁あって入った職場、与えられた環境で、
まずは本腰を入れて仕事に打ち込んでみる。


そういう姿勢で仕事に向き合わない限り、
自分の適性に合った仕事は一生見つからないと思うのです。


自分の本当の適性というものは、
与えられた仕事に一所懸命打ち込むことで
初めて見えてくるものだからです。


どこへ行っても楽な仕事というものはありません。


しかし、そこで臆することなく
誠心誠意、全身全霊で向き合うことで、
やがて仕事に打ち込む楽しさが分かるようになる。


天職というのはそうして掴むものだと
私は思うのです。

閲覧数570 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/09/26 16:15
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