昨日は京都の山科へ、高齢者及び準高齢者の9人で紅葉狩りに行ってきましたが、そのときに撮った写真を2回に亙って掲載します。 山科の駅前から長い坂道を歩いて山裾にある門跡寺院の毘沙門堂へ行き、帰りは途中からルートを変えて駅まで戻りました。
毘沙門堂ではドウダンツツジが終わりかけていましたが、もみじは盛りで、迫力のある紅葉を見ることができました。
琵琶湖疏水の橋の手前で右に折れて北岸の小径を下流に向かって歩きましたが、入ったところに背の高い皇帝ダリアが咲いていました。 木陰で薄暗い道ですが、前方では西日を受けた山桜の黄葉ともみじの紅葉が美しく輝いていました。 山側にある高校に通じる橋を渡ると、見事なもみじの紅葉が見られました。
毘沙門堂から流れてきた谷川は疏水の下をくぐって南へ流れますが、その川のほとりに紅葉しかけた巨木がありました。高さは15mを越えていると思われ、木の大きさからアメリカフウではないかと思いましたが、幹に付いている札には「モミジバフウ」と書かれていました。もみじに似た葉のフウ(楓)の木ということから名づけられたと思うのですが、調べてみるとアメリカフウと同じものでした。同じもので呼び名が複数あるというのはほかにもありますが、素人泣かせです。 それと、カナカナ表記は意味が解らないから困ります。この木の場合も、初めは「モミジ・バフウ」と読んでいましたからね。同様に「ベニバスモモ」というのがあります。これは最初「紅蓮桃」かなと思ったのですが、「紅葉李」だったんです。これは動物の名前でも同じで、カタカナ表記はやめてほしいと思うのです。
山科駅からは地下鉄に乗って、次の訪問地である勧修寺(かじゅうじ)へ向かいました。 |