昼ごはんを食べたあと、ホームベーカリーで食パンを焼いている間を利用して、松花堂庭園へ行ってきました。
今日は土曜日なので、駐車場にはたくさんのクルマが停まっていました。
この庭園には「内園」と「外園」がありますが、内園は石清水八幡宮にあった松花堂の建物などを移築した部分で、国の史跡・名勝に指定されていて、枯山水の庭が造られています。 外園は竹を中心とした池泉回遊式の日本庭園で、奥の方に3棟の茶室があり、南東の部分は椿園になっています。
受付の建物に入ると、正面に盆梅が飾ってありました。ここはいつ行っても季節の花の盆栽が置かれています。
庭園に入って右の方へ行くと、池の向うに京都吉兆の店が見えます。ここへは昼食に二三度来たことがありますが、どちらから見てもいい景色です。
流れに沿って歩いていたら、2匹の大きな錦鯉が並んで泳いできました。仲がよさそうです。 そう言えば今日はバレンタインデーですね。 (^_^)
茶室「梅隠」の前に造られた水琴窟です。辺りが静かなので、竹筒から出てくる音は2~3m離れていても聞こえてきます。
茶室「松隠」の前の梅はちらほら咲きでした。見ごろは2月下旬でしょうか。
椿園の中に植えてある梔子の実が見事に食べられていました。食べたのはメジロでしょうか、それともヒヨドリでしょうか。
椿の花は、2週間ほど前に来たときより減っていました。早咲きの品種が終り、中咲きの品種がまだ咲いていない「端境期」だったようですが、それでもきれいな花をいくつか見ました。
天津乙女 薄桃色の上品な花です。
黒椿 濃い赤色の花びらはビロードのような風合いがあり、黒バラに似た感じです。
松花堂早咲き藪椿 オーソドックスな形と色は、《これぞ椿》といった感じがします。
このあとスーパーで買い物をして帰ってきたら、パンが焼き上がる10分ほど前で、玄関へ入ったらいい匂いがしていました。今日焼いたパンはレーズンパンです。 |