「えっ、このお肉をコロッケにするんですか!」 かの播州ハムの店員さんがびっくりする上等のよい牛肉を手に、長男がコロッケを作ってくれました。お芋はというと、沖永良部島伊村農園で農薬をほとんど使わずに育てられた特別栽培のメークイン。食材だけで他の追随をゆるさない素晴らしいコロッケができることが誰でもわかります。 皮を剥いたメークインを土鍋で10分間くらい蒸して、これを潰してマッシュにしますが、この時点で素材の良さがよくわかると我が家のシェフは上機嫌でした。お肉もミンチを使わずに食感を大切にすべく包丁で大ぶりに切り込んでいきます。調味料はできるだけ抑えてできあがったコロッケは、白く輝いていました。 高温のオリーブオイルでカラっとあげたコロッケに、手製のソースをかけて箸を入れるとスッと割れてジューシーな内部が白い湯気と一緒に出てきます。もちろん、まろやかでこくが深い味わいは最高。なにもお手伝いせずにゴチになり、とても幸せな父でした..(^^) |