「市民の森」を出て「楠葉中央公園」へ向かいました。

この辺りは昭和40年台から急速に市街化が進みましたが、今でも住宅地のところどころに田畑が残っていて、そんな中を歩いているとホッとした気持になります。

田圃の一つで、雀の鉄砲が一面に生えていました。子供のころ、この草をキュッと引き抜いて草笛にして遊んだことが思い出され、懐かしさがこみ上げてきました。

畑では豆の花がいっぱい咲いていました。

街路樹も若葉が出揃い、新緑の季節が実感されます。

こういう風景を見ていると、『みどりのそ・よ・か～ぜ　いい日・だね～　ちょうちょもひ～らひら　まめ～の花 ・・・』　という童謡が頭の中を巡ります。

25℃を超える夏日の中を歩いてきて喉が渇いたし、お腹も減ったのでコンビニで弁当と飲み物を買い、「公園ハシゴ」の最後になる「楠葉中央公園」へやってきました。

公園に入ると、ここにも２色の花が咲く藤棚がありました。いい感じです。

池のほとりで木陰のベンチに腰を下ろし、ちょっと遅い昼食をとりました。

池の奥は築山になっていて、人工の渓流が池に流れ込んでいます。

ベンチに座っていると、そよそよと緑の風が頬を撫でて心地よく、安いコンビニ弁当も美味しく感じられます。

昼食後に広場へ出ると、最初の公園で見た（右の写真）のと同様の光景が見られました。

ほのぼのとした気持になって、大小４つの公園を巡ったこの日の「公園ハシゴ」は終わりました。