フライトの到着が18時とやや遅かった上に、渋滞にあって時間をロスしたことから、ゆっくりする間もなく、親族とお会いになる川口さんと分かれて、一行は地下鉄御堂筋線で新大阪から心斎橋へ。ラッシュほどではないにしても、結構大勢の乗客で車輌は満員。乗降客の多い梅田であまり下りないところをみると、近鉄や南海沿線に帰るサラリーマンが多いみたいでした。 三郎子さんは、20年くらい前に大阪(江坂)に住んでいたことがあるとのこと。ご主人のお勤めが淀屋橋だったそうで、まさに御堂筋線は通勤電車だったようです。駅名を聞いて懐かしそうにしておられるのを見て、ガイドはなぜか嬉しく感じました。そうそう、三郎子さんは首里高校出身で、ひょっとするとぼくが教生で2週間お世話になっていたときに、制服の女高生として物理の授業を担当したかも知れない。なんとご縁とは不思議なモノです。 心斎橋に到着した一行は、徒歩で5分ほどの「蛸のつぼ南船場店」へ。「(大阪までいって)琉球料理はいやです!」と我が儘をぬかすすぬこさんに、最後まで内緒でぬらり師匠が予約していたお店は、大阪名物タコ焼き屋さん。それも自分で焼いて食べるというセルフスタイル。なかなか粋な計らいでした。 |