丹波水害被災地支援に募金を頂いたみなさまへ

昨年８月に発生した「丹波豪雨水害」において、被災されてお困りの方々を支援しようと、募金活動を行いました。その結果、みなさまの温かい気持ちとして集まった支援金が総額２５万円となりました。並行して、現地の仲間を通じて適切な支援先を調査・調整して頂いていましたが、残念ながらさまざまな理由により、お気持ちを現地に届けることができずに本日に至っています。

ご存知の通り、茨城県や栃木県を中心に豪雨による災害が発生しました。丹波では、今年、青年会議所、商工会青年部、市社協など7団体で、丹波市の防災・災害支援連携ネットワークである「ちーたん災害サポートネット(以下、ちーサポ)」が立ち上がり、早速、前関西学院大学ヒューマンサポートセンターの杉浦健さんが、一昨日から調査も含めて被災地を回っておられます。

現在、ちーサポでは、兵庫県（丹波市含む）が宮城県大崎市支援にシフトしていることとは別に、支援物資を鹿沼市市社協に送るべく調整中です。また、丹波水害で資機材や人材を送り出してくれたレスキューストックヤード（名古屋）、震災がつなぐ全国ネットワーク（同）と足並みを揃えようということで、活動を始めています。支援物資の第一便は、19日に柏原町の倉庫で仕分けを行い、被災地に送られる予定になっています。

ちーサポは行政の支援とは別に、さまざまな災害ボランティアグループと連携しながら、ある程度エリアを絞りながらも一カ所にこだわらず、困ったときはお互い様精神で臨んでいきます。

最終的な支援物資のニーズ調査のため、杉浦さんが本日、現地でコーディネーションにあたっている宇都宮大学の長谷川先生、土崎先生と、鹿沼市災害ボランティアセンターでミーティングを行い、今後の具体的な活動を詰めていきます。

つきましては、昨年みなさまからお寄せ頂いた大切な浄財を、(一度は返金も考えましたが、)被災地でのちーサポの活動の要である杉浦さんに託し、被災者のみなさまのために役立てて頂きたいと思います。

なにとぞ、ご了承賜りますよう、よろしくお願い致します。

NPO法人はりまスマートスクールプロジェクト
理事長　和崎　宏