一昨日行った善峯寺からの帰り道のことです。 善峯寺の前のバス停で待ち時間が20分あまりあったので、《じっと待っているよりも》と思って一つ先のバス停まで歩くことにしました。 ここは京都市西京区大原野小塩町というところですが、1時間に1本しかバスが来ない田舎です。 坂道を10分ほど下ると集落に出ました。時おりクルマが通るだけで、僕のほかに歩いている人は一人もいませんが、沿道にはいろいろな木の実が鈴生りになっていて、目を楽しませてくれました。この集落では特に柚子の木が多いように思いました。
坂を下りきったところにバス停がありました。古びた待合所があります。 待合所の中には、建物と不釣り合いな時計が掛っていました。盗まれないようにチェーンで固定してあります。 これが都会なら、落書きされたり壊されたりすることは十分考えられますが、やはり田舎ですねぇ。五体満足で正確に時を刻んでいます。
来るときはJR向日町駅前からバスに乗ったのですが、帰りは一つ手前の阪急東向日駅前で降りました。 阪急電車は終点の河原町駅で降り、地上へ上がったら、四条通の歩道が見違えるように広く、美しくなっていました。
左折車線を取っているところでも従前の1.5倍ほどに広がったうえ、アーケードも付け替えたようで、アーケードの柱と電柱がなくなって歩きやすくなりました。柱があると、その陰に自転車などを置いたりして、狭い歩道が余計に狭くなり、歩き難かったのです。(右の写真)
広くなったとは言え、やっぱり都会ですね。混雑しています。 京阪電車に乗り換えるため四条大橋に差しかかると、向う側の歩道に若者がいっぱい群がっていました。みんな鴨川の河原を覗きこんでいますが、こういう風景はここではよくあることです。時間的に余裕のある学生が多いからかもしれません。 (^_^) |