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2015年11月30日(月) 

昨日行われた今年最後のハイキングの会は、今年最後の紅葉を観るために「湖東三山」を巡りました。

湖東三山というのは、大和三山のように三つの山を言うのではなく、三つのお寺を指します。「△△山〇〇寺」というように、お寺には必ず「山号」というものがありますが、その「山」のことです。

湖東三山は滋賀県の南東部にある三か寺、北から龍應山西明寺(さいみょうじ)、松峰山金剛輪寺、釈迦山百済寺(ひゃくさいじ)のことで、いずれも天台宗の古刹です。

出発地は彦根駅です。ここからバスに乗って「三山」に向かうのですが、バス乗り場で「もみじきっぷ」という便利でお得な切符を買いました。

バスに乗り込んだら、すぐ前に昔懐かしいボンネットバスがいました。ボディには「ご城下巡回バス」と書いてありました。観光用に作られたバスです。

  

 

バスが走り出したころはよく晴れていましたが、三山がある山裾に近づくにつれて曇ってきました。しかし雨の心配はないようです。

 

30分ほどで最初のお寺 西明寺に着きました。道路に面した惣門は真新しく、檜の香が爽やかでした。

惣門を入って入山料(600円がもみじきっぷで50円引きになる)を払い、少し行くと左手に「天然記念物・不断桜」がありました。周りを金網で囲ってあり、花が咲いていましたが、樹齢250年の老木ということもあって、あまり元気な花ではありません。しかし、本坊の前の庭園に植えてある若い不断桜は元気な花を咲かせていました。

  

 

名神高速道路の上を越えて、緩い坂道になっている参道を進みます。

紅葉を観るには少し遅かったようですが、まだ盛りの木もあったし、木の下に積もった散り紅葉や苔も風情がありました。

 

 

 

300mほど歩くと急な石段になり、その上に仁王門があります。門の両側に大きなわらじが吊り下げてありましたが、どんないわれがあるのでしょうか。

 

 

仁王門を入ると正面に本堂が、その右手に三重塔があり、どちらも国宝に指定されています。

本堂は桧皮葺で、神社建築を思わせるスタイルです。三重塔は美しいフォルムですが、逆光で上手く写真に撮れなかったのが残念です。

 

 

帰ろうと思って石段を降りたら、左側に2本の巨木があり、立札には「夫婦杉」と書かれています。

根元から2本に分かれた幹はほぼ同じ太さです。裏側へ回ってみると、2本の幹の間から細い幹が立ちあがっていました。夫婦から生まれた子供のように見えます。夫婦杉というのはあちこちにありますが、子持ちの夫婦杉を見たのは初めてです。最後に面白い発見がありました。

 

 

このあとバスに乗って二番目の金剛輪寺で向いますが、以後のことは次回に掲載します。


閲覧数614 カテゴリ日記 コメント7 投稿日時2015/11/30 11:11
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