2007年10月26日(金) 今週は 藤沢図書館で借りた 2冊をご紹介します。 1)姫野 カオルコ著 「愛はひとり」 全独身女性必読の「孤独の処方箋」。 と、キャッチコピーがあったので 読んでみました。 日常にある孤独を 淡々と描写した文章なので 秋の日の 穏やかな午後に ひなたぼっこ しながら読むのに最適! 彼女の作風は 毎作品ごとに表現が違うということなので こんどは、彼女のホラー「よるねこ」を読んでみます。 私の評価:☆☆☆☆★ ◇ ◇ ◇ 2)桐野 夏生著 「白蛇教異端審問」 表紙も 白蛇革文様と タイトル縦文字のみという シンプルさ。 作家人生の10年間の軌跡をエッセイ、短編として構成。 エッセイ、日記もあり 小説家としての生業が 如何に大変かが 垣間見れたし、 「玉蘭」「OUT」の作成背景もわかり 興味深かった。 最後の表題作品は 賛否が分かれる内容だけど 彼女の言い分もわかるけど、 そこまで怒らなくても・・・とも思います。 私の評価:☆☆☆★★ |