皮の色が鮮やかな紅色のさつま芋「鳴門金時」をきんとんにしました。
お節料理の栗きんとんは僕には甘すぎて、酒のアテにもご飯のおかずにもなりません。 そこで、出し汁と醤油の味を効かせてつくったものがこれです。 使った芋はかなり甘みが強かったので、砂糖は使っていません。芋の甘みだけで十分すぎるくらいでした。 加熱しても皮の紅色が残っていて、見た目にもきれいです。
【作り方】 ① さつま芋は1cm厚の銀杏切りにして水に晒す。 ② たっぷりの水を張った鍋に①を入れて火を点け、沸騰してから3分ほどで火を止め、ザルに揚げて水気を切っておく。(余熱で芋は十分軟らかくなる。) ③ 鍋に②を入れ、麺つゆ(かけ麺用)をヒタヒタ程度に注いで火を点ける。 ④ 沸騰したら弱火にし、ときどき木べらで返して、汁がなくなるまで煮詰める。最後は焦げ付かないよう、木べらで混ぜながら水分を飛ばし、ペースト状になったら火を止める。 |