さくら公園を出てバス通りを歩き、スーパーへ行く途中に松花堂庭園があります。 足が痛くなってからここへは来ていないので3カ月ぶりに寄ってみることにしました。 庭園内に入って最初に目に入ったのが紅葉しかけたイロハモミジです。この庭園は竹が中心で紅葉する木が少ないので、貴重な木です。いつごろ真っ赤になるのかなぁ。
その向いにある椿の木に大きな実がいっぱい付いていましたが、割れた実の中から真っ黒な種(?)が覗いているものがありました。こんなのを見たのは初めてです。
少し行くと、萩が咲いていました。こんなにきれいに咲いている萩を見たことがありません。
茶室の方へ行くと、真新しい竹垣が目につきました。ここには4棟の茶室がありますが、それぞれ違った形の竹垣が設えられていて、古くなると造り替えられるのです。
この庭園にはいろいろな種類の竹が植えられていますが、僕がいちばん好きなのが金明孟宗(キンメイモウソウ)という竹です。この竹は四季を通じて黄金色なので、この名があります。 全体的には黄色ですが、一節おきに緑の帯が縦に入っているのが面白い特徴です。
この庭園の中核を成す「史跡・松花堂」の辺りも紅葉が進んでいました。
姫梔子(ヒメクチナシ)には実が生り、馬酔木には蕾が付いていて、椿の蕾も膨らんでいました。 |