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2016年10月26日(水) 

木々が紅葉や黄葉をし始めました。

そういう風景を見ていて気付いたことがあります。

それは、若い木ほど色付くのが早いということです。

 

この欅は樹高がせいぜい7~8mの比較的若い木ですが、もうこんなに色付いています。

欅には赤くなって落葉するもの、褐色になって落葉するもの、黄色くなって落葉するもの、それらの中間のものがあり、それぞれに濃いものや淡いものがあるので、見ていてとても楽しい木です。

 

それに対してこの姿の美しい欅は、5階建てのアパートを超える高さ(たぶん16~17m)の巨木ですが、梢がほんの少し色付いているだけで、全体としてまだ緑です。ちなみに、この欅は黄色くなって落葉します。

 

これは一列に植えられたアメリカフウですが、真っ赤になっているのは細い木で、太い木はまだ緑のままです。

 

ここには4本のナンキンハゼが植えられていますが、いちばん細い木だけが紅葉していて、大きな3本はどれも緑のままです。

 

数本の楓(イロハモミジ)を植えたところがありますが、ここでも色付いているのはいちばん細い木で、それより太い木は紅葉があまり進んでいません。

 

以上、紅葉(黄葉)と樹齢の関係を見てきましたが、このことは春の花の季節も同様で、桜も若木が老木より先に花を開きます。

つまり、樹木の世界では若いものほど季節の変化に敏感で、年寄りほど鈍感だということです。

これに対して人間は逆のように思いますが、どうでしょうか。 (^_^)


閲覧数319 カテゴリ花と木のブログ コメント4 投稿日時2016/10/26 11:17
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