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2007年10月31日(水) 
 明日から11月です。始まりの一週間、過去の同じ日にタンゴ界においては何が

あったでしょう。色々ある中からピックアップして書き連ねてみます。

11月1日:1907年に作詞家オメロ・マンシ(Homero Manzi )が生まれました。

彼の作品で超有名なものを挙げておきます。聴きたい場合はYoutubeの検索窓に

原題を貼り付け検索してみてください。試してませんが大概あると思います。

タンゴ以外のノイズが検索される場合は「Fuimos tango」などと"Tango"

を加えて検索してください。

なぁバンドネオンよ(Che bandoneón! )/昔のふたり(Fuimos )/マレーナ(Malena)/

ミロンガ・センティメンタル(Milonga sentimental )/1900年のミロンガ

(Milonga del novecientos)/悲しきミロンガ(Milonga triste)/下町のロマンス

(Romance de barrio) /南地域(Sur)/君のひとしずくの涙(Una lágrima tuya)

/Viejo ciego(盲目の老人)


11月2日:1912年にピアノ奏者、作曲・指揮のアルフレード・デ・アンジェリス

(Alfredo De Angelis)が生まれました。但しTodotangoでは1910年と

なっていますが、ここでは大岩祥浩著「アルゼンチンタンゴ(1999年9月10日改訂)」

他に拠ってます。デ・アンジェリスのディスコグラフィは他を圧して膨大で手当たり次第に

演奏してるように感じます。曲想を考慮しない演奏も多々あると評され、特にわが国では

評価がイマイチのようです。


11月3日:世界の流行歌”淡き光に(A media luz)”を作詞したカルロス・セサル・

レンシがウルグアイのモンテ・ビデオで1895年のこの日に生まれています。

本来の彼は劇作家であって、知られた作品はこれだけです。


11月4日:1914年に歌手カルロス・アクーニャ(Carlos Acuña)が、1933年に

作詞作曲演奏家のチコ・ノバロ(Chico Novarro)が生まれています。


11月5日:1896年、偉大なバンドネオン奏者にして作曲家のアンセルモ・

アイエタ(Anselmo Aieta)が生まれました。幼時より音楽家を志すも貧しい家計を

助けねばならず、靴磨き新聞売り電報配達などをしたのちタバコ工場で5年働いて得た

金でバンドネオンを手に入れ猛勉強し1913年にプロデビューを果たし、1917年

からカナロ楽団に在籍、1922年にオルケスタを設立。20年代の歌のタンゴで活躍し

30年代にはコロンビアレコードで多くの名盤を残してます。よく知られた作品としては

バルスですがパロミータ・ブランカ-白い小鳩-(Palomita blanca)を挙げておきましょう。

1947年には歌手でバンドネオン奏者でもあるルベーン・フアレス(Rubén Juárez)が

生まれてます。今年のタンゴ祭りは開会宣言に始まり彼が取り仕切ってすっかり大御所の

仲間入りを果たしていました。


11月6日、7日は取り立てて言うほどのことはありません。

閲覧数7,327 カテゴリタンゴ徒然 コメント0 投稿日時2007/10/31 21:33
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