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2017年03月28日(火) 
播磨に春を告げる行事が、国重要文化財「播磨の国・室の社~室津賀茂神社」の「小五月祭」

播州室津は源平の昔からの歴史を伝える天然の良港で「風待ちの港~室の津」と呼ばれてきた。

平清盛参拝の記録が残り、源平の合戦では平家一万が陣を敷いた地であり、足利尊氏が軍議を開いた歴史を持つ港だ。

「播州室津・八朔の雛祭り」は戦国時代、室津・室山城での祝言の夜の落城の悲劇が由来となっている。

輿入れの姫は播州姫路の黒田家からの姫で黒田官兵衛の妹・志織姫(大河ドラマでは、おたつ)であった。
黒田官兵衛の初恋の人として描かれた。

播州室津の人達は、そんな志織姫を悲しんで、落城の年の3月の雛祭りを8月に延期した。

これが今に伝わる「播州室津・八朔の雛祭り」という夏の雛祭りの由来とされている。

そんな歴史を持つ播州室津は自分にとっては昔からの遊び場であり、第二の故郷ともいえる懐かしさを感じる港なのだ。

毎年、この播州室津に春を告げる「小五月祭」が4月初めに催行される。
宵宮では毎年、しの笛を演奏させていただく。

今年も「小五月祭」がやってきた。

4月1日(土)15:30~ 来賓御参集のもと「宵宮祭」が催行され、
神事、兵庫県無形文化財「棹の歌」奉納演奏が行なわれる。

「棹の歌」は木曽源氏・木曽義仲の側室~友君(山吹御前)が室津賀茂神社に奉納したとされる、歴史ある古曲。

しの笛演奏では

友君を偲んで「室の波(城山如水作曲)」

黒田官兵衛・妹~志織姫を偲んで「八朔の雛祭り(城山如水作曲)」より「八朔の恋歌」

「日本古謡さくら」・・・などを演奏させて頂きたいと思っている。

朧月夜、花、荒城の月・・・なども。



播州城山流 城山如水
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