タンゴにはグァルディアビエハ(Guardia vieja)といって昔のタンゴを守ってゆこうという考えと新しい要素も取り込もうという考え(Guardia nueva)が、つまりふたつの立場が常に存在しせめぎ合ってお互いがタンゴ文化を高めて、推進してきた感がある。以下に紹介するタンゴは現在において後者のほうつまり新しいタンゴを追及しているグループの曲である。 https://youtu.be/Pcb4WenqQiE 現在これらの新しいタンゴは電子音で演奏されたり、特に顕著なのはほとんど歌詞がついていないことである。 このタンゴヌエボ「錨も無く(Sin ancla)」を自作自演しているのは1958年5月13日ブエノスアイレス生まれのバンドネオニスタ、ガブリエルリバーノ(Gabriel Rivano)である。 5月13日は日本では残り30分だが、ブエノスアイレスでは12時間半ある。 |