2007年11月09日(金) 今週は 西宮図書館で借りた 2冊をご紹介します。 1)高里 椎奈 著 「左手をつないで」 沢山の謎に包まれたドルチェ・ヴィスタシリーズの最終刊です。 短編なので、先の2冊を読まなくても楽しめますが、 やはり 31人だけが生きる世界の謎に迫る 第1弾『それでも君が』。 その彼らに起きた 不思議な物語を描く 第2弾『お伽話のように』。 そしてこの完結編『左手をつないで』。と 読むほうがシリーズとして楽しめます。 ファンタジー系がお好きなかたは、ぜひ一読を! 私の評価:☆☆☆☆★ ◇ ◇ ◇ 2)森 博嗣 著 「少し変わった子あります」 友人に紹介された謎めいた料理店で 出会う“少し変わった子”たち。 毎回、違う彼女たちと、ただ一緒に 静かに食事するだけのシーンなのに こんなにバリエーションがあるのかと、 納得させられました! いつもの「森ミステリ」とな違う エスプリを感じさせる名作です! どこか「夢物語」をきいているような、 心地よさがあります。 わたしも、心が少し渇いているのかも知れませんね。 私の評価:☆☆☆☆☆ |