2017年九州北部豪雨について-1
昨日の今頃からテレビで報道され始めた2017年九州北部豪雨ですが2017年07月07日13時15分に福岡県内の大雨に関する特別警報は解除されました。
リアルタイムな情報ですが13時20分に事務所に来られたかかりつけ医の先生から聞いた話で出入りの薬品会社の社員さんが東峰村のお客さんの配達から帰宅中に前後の川沿いの道路がこわれて山側の崖下の空き地に10台以上取り残されたそうです。
昨日の16時ころから携帯電話も繋がらなくなり会社へも連絡がないそうです。そういう話をしていたら自衛隊に救助されて避難場所に居ますと電話がかかってきました。車は山側の崖下の空き地に放置したままだそうです。
報道でこんな雨は経験がないと地元の方が答えていましたがこのエリアは上級河川である筑後川が天井川状態なので水はけが極端に悪いのです。
・天井川 http://www1.gsi.go.jp/geowww/Photo_reading/tenzyougawa.html
”堤防内の砂礫堆積の進行により、河床面が周辺平野面より高くなった河川。平野の開発が進み、堤防により河道の固定化をはかると砂礫の供給堆積がさかんな河道では堤防内での堆積が進行し河床が高くなり、ふたたび氾濫の危険が増す。これを防ぐために堤防のかさ上げがはかられ、さらに河床が高くなる。こうした繰り返しにより、本来の河床面である周辺平野より著しく高い河床をもつ天井河川が形成される。それゆえ、この河川は人工地形である。(地形学辞典より)”
※久留米市内全域 13万世帯30万人の避難指示は14時47分に避難勧告に変わりました。
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