「医薬品の誤飲に注意しましょう!」 子どもが医薬品を誤飲すると、成分によっては重篤な健康被害が生じる場合があります。医薬品を誤飲した事故情報が、医療機関(※)から消費者庁に寄せられています。 「保護者が台所にいる間、子どもがひとりで遊んでいた。その後、保護者の内服薬5錠の空シートのみが放置されているのを見つけた。子どもが誤飲した疑い。」(2歳) 「朝、子どもに熱があったため病院を受診し、混合シロップを処方された。帰宅後、テーブルに置いていたシロップを子どもが飲んでいるところを発見。5倍量を誤飲していた。病院到着時にはどうきが強くなっており、 すぐに胃洗浄、胃管を挿入後1回おう吐。頻脈と低カリウム血症があり入院となった。」(1歳) 医薬品はテーブルなどへ置いたままにせず、子どもの手の届かない、見えない所に片付け、保管しましょう。万が一、誤飲してしまったら、子どもの状態や薬の名称、飲んだ量を確認した上で、直ちに専門の相談機関に連絡するか、医薬品を持参し医療機関を受診しましょう。 子ども用シロップには、誤飲防止を目的とした、子どもが開けにくい仕様の容器(チャイルドレジスタンス容器)もあります。 (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成29年10月時点で23機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。 (参考) ・専門の相談機関 「小児救急電話相談」 (全国共通短縮番号)#8000(実施時間は各都道府県で異なります。) 「公益財団法人日本中毒情報センター 中毒110番」 大 阪:072-727-2499(365日24時間対応) つくば:029-852-9999(365日9~21時対応) ・消費者庁による注意喚起 「子どもによる医薬品の誤飲事故に注意!(平成26 年12 月19 日) =>http://www.caa.go.jp/safety/pdf/141219kouhyou_2.pdf ・過去の配信メール Vol.273 「薬の誤飲に御注意ください!」 =>http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20160121.php ○「消費者庁 子どもを事故から守る!」公式ツイッターについて 様々な子どもの事故防止に役立つ情報を随時発信しています。 =>https://twitter.com/caa_kodomo ○「子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック」について 消費者庁では、6歳以下の未就学の子どもに起こりやすい主な事故と、その予防法等をまとめました。保護者の方々、教育・保育関係者の方々はぜひご覧ください。(PCサイト) =>http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safet…2_0001.pdf ○ 子ども向け商品などのリコール情報を掲載しています。 PC => http://www.recall.go.jp/ 携帯 => http://www.recall.go.jp/m/ ○ お子様の怪我や危ない!と思った体験談などをこちらまでお寄せください。(PCサイト) => https://form.caa.go.jp/shohisha/opinion-0013.php ■ 消費者庁サイトはこちら(PCサイト) => http://www.caa.go.jp/ ■ 過去の「子ども安全メール from 消費者庁」を見る(PCサイト) => http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/ (配信元)消費者庁 子どもを事故から守る!プロジェクト 〒100-8958 東京都千代田区霞が関3-1-1 中央合同庁舎第4号館 |