龍野商工会議所で9月に開催した「共感文章術講座inたつの2017」。講座修了後のフォローアップとして、文章の作成(受講生)と添削(わたし)の勉強会を、地域SNS「ひょこむ」のコミュニティで継続実施しています。 初回は3本の原稿の添削に挑戦しましたが、論文のお手伝いは経験あるものの、他人様の文章に手を入れるなんて初めてのこと。手を付ける前に、自分なりに基準を考えて作業を進めることにしてみました。 1.キラーメッセージを探す 原稿を三回以上読んで、文章の中で「書き手がもっとも強調したい部分」を探しました。 複数ある場合は、その順序(時系列ではなく共感してもらえそうな順)を考えながら、全体のアウトラインを再構成してみました。 キラーメッセージの中でも、ひときわ読み手を引きつける文節を取りだし、文章に冒頭に「つかみ」として配置しました。 2.わかりやすい文章にする くどくどと感じる説明文、同じことを繰り返している言い回しなどは、気合いで削除しました。逆に、具体的な説明が不足している部分、情況がイメージしにくい平面的な表現については、必要最小限で言葉を加えました。 3.不正確な記述を手直しする 主語・述語のねじれはないか、修飾語と被修飾語は近くにおいてあるか、接続詞を入れすぎていないかなど、文章作成の基本を外して違和感を感じるところを修正しました。 きちんとできたかどうか分かりませんが、坪田知己先生に最終添削を頂き、さらに学びを深めたいと思います。 |