最近は『スペシャルティコーヒー』のような高品質の生豆は 『グレインプロ包装』が一般的になってきました。 通常、コーヒーの生豆は麻のコーヒー袋に詰められて運ばれてきます。 その麻のコーヒー袋の内側に、プラ製の袋(緑色)で2重に梱包されて いるのが、写真の『グレインプロ』という梱包(袋詰め)方法です。 収穫したての「生豆の鮮度を保持する」のが目的で多く採用される ようになってきました。 確かに、通常の麻袋だけの豆と比較したら、生豆の鮮度(青々とした感じ)が 保たれています。 ======= 『ニュークロップとオールドクロップの違い』 ◇ニュークロップ◇ 収穫して間もない生豆を指します。 色も青々として、生豆の水分量も多いです。 含んでいるコーヒー豆の成分も多く、上手く焙煎すると味が ハッキリとして、覇気のある力強い味わいのコーヒーになります。 ◇オールドクロップ◇ 収穫してから数年以上の期間を経た生豆の事です。 生豆の水分量も減少して、色あいも緑が抜けて、少し黄色っぽい色に なります。 味の角やクセが抜けて、まろやかになりますが、コーヒーの 成分含有量も減退して枯れた味わいになります。 一般的には『ニュークロップ』の方が高値で取引されています。 ※『エイジング』と言って、温度・湿度が管理された環境下で、 豆を数年間保存して熟成させる方法もありますが、それについては 別の機会に述べたいと思います。 ======= ================== ◇自家焙煎の店 フクモト珈琲◇ http://www.fukumotocoffee.com/ https://www.facebook.com/fukumotocoffee https://ameblo.jp/fcoffe/ ================== |