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2018年01月19日(金) 
『東ティモール(レテフォホ)』は「フェアトレードコーヒー」です。
「フェアトレード」について少し詳しくお話させて頂きます。


公正取引(こうせいとりひき・フェアトレード、公平貿易)とは、
発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、
立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動です。

国際的な貧困対策、環境保護を目的としアジア、アフリカ、中南米など
の発展途上国から先進国への輸出において、こうした取引形態が採用
される場合があります。

主な品目としてコーヒー、バナナ、カカオのような食品、手工芸品、
衣服がある。

需要や市場価格の変動によって生産者が不当に安い価格で買い叩かれ、
あるいは恒常的な低賃金労働者が発生することを防ぎまた児童労働や
貧困による乱開発という形での環境破壊を防ぐことを目的としています。

最終的には生産者・労働者の権利や知識、技術の向上による自立を
目指します。

(ウィキペディアの記事より抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E6%AD%A3%E5…6%E5%BC%95


(コーヒー屋店主の素朴な想い)
コーヒーの生豆は、国際投機商品です。
株価が上がり下がりするのと同じように、その価格は常に変動しています。
ひとたび干ばつや霜害・ハリケーンなどの天災で被害が出ると、取引価格は
大きく変動して市場は大混乱に陥ります。

そのたびに、生産農家・製造加工業者・消費者は、振り回され困惑するのです。
投機マネーという力が働いて、コーヒーとは直接関わりのない所で利益を
得ようとする経済活動の結果です。

私のコーヒー屋人生の中でも、何度かそのような混乱をした時代がありました。

美味しいコーヒーを普通に提供するためには
『生産農家・製造加工業者・消費者』それぞれが納得して仕事を
続けられる、適正相場が安定して続くことが望ましいのですが、
現実はなかなかそれを許してくれませんね。


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◇自家焙煎の店 フクモト珈琲◇
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閲覧数178 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2018/01/19 17:07
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