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2018年02月14日(水) 

奈良の生駒に住む友達から軽〜い宅配便が届きました。

何やろ? と思って開けてみたら、

 

最中のように見えますが、最中ではありません。

説明書きを読んでみると、湯を注ぐとお吸い物になるもので、焼麩で出来た皮の中に具が入っているようです。

製造・販売元は金沢のお城近くにある不室屋(ふむろや)、慶応元年(1865)創業という「加賀麩」の老舗です。

これは早春向けの季節商品で、雑煮風に作ってあります。

入っている具は、紅白の梅の花を象った麩、大根、ほうれん草、柚子、おぼろ昆布で、汁は薄味を付けた昆布だしです。

 

とてもインスタントとは思えない、上方風の上品なお吸い物です。

金沢という町の食文化の水準を窺い知ることができる品物でした。


閲覧数170 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2018/02/14 09:33
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jamjamさん
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