昨日は小学校時代の同級生10人で、森林浴と河津桜の花見を楽しんで来ました。 朝は冷え込みましたが、日が高くなるにつれて気温が上がり、心配された風もなく、終日快晴のハイキング日和になりました。 行ったところは、八幡市北部の男山から京都市伏見区南部の淀までです。
最初に歩いたところは、わが家の近くにある鳩ケ峰という八幡市の最高峰です。 最高峰と言っても標高142.5mの低い山ですが、麓は筍を栽培している竹林、中腹からはカシやクヌギを中心とした雑木林で、緑の中を縫うように設定されたハイキングコースは、手軽に森林浴が楽しめるところです。
山を下ったところは石清水八幡宮の一の鳥居の前ですが、その脇にある八幡宮の庭園で咲いていたヤブツバキがとてもきれいでした。
一の鳥居から北へ歩き、京阪電車の踏切を渡って木津川に架かる御幸橋を渡り、桜で有名な背割堤に昨年の春オープンした国営の公園施設「さくらであい館」に入りました。 テーブルが置いてある館内の部屋で弁当を食べ、そのあと展望塔に上がって360度の眺望を楽しみました。
ハイキングの後半は宇治川を渡って田園地帯の中を歩き、淀へ向かいました。 淀の町外れには宇治川と桂川を結ぶ水路があって、この水路に沿った緑地には河津桜が植えてあります。 4日前に下見に来たときは、七分咲きになっている木がある一方で蕾ばかりの木もありましたが、4日間で開花がかなり進んでいました。 今年は例年より1週間ほど開花が遅れていますが、それでも満開になっている木も多く、一足早い花見を楽しむことができました。
花見のあと、まだ時間があったので淀城址に寄ることにしましたが、城址の脇にある與杼(よど)神社の本殿前で面白いものを発見しました。一対の銀杏の大木の間に注連縄が掛け渡してあるのです。こんな注連縄を見たのは初めてです。
これでこの日の予定は終了、最後は例によって「おしゃべりタイム」で、下見のときに目星をつけておいた珈琲館へ行って30分ほど歓談しました。 今年最初のハイキングは好天に恵まれ、みんなに楽しんでもらえたようで、案内人として満足のいく結果に終わりました。 目出度し目出度し。 (^_^) |