表向きは非核化へ向う意志を表明しているが内心はどうなんだろう。ミサイル&核爆弾についてのノウハウは技術者や学者の頭脳に残っているしハードウェア―類は秘密裡に隠匿保有している可能性はぬぐい切れない。 国家の性格というものがあるとすれば、北朝鮮という国はかなり歪んでいる。そして信頼や誠意といったものから遠く離れた存在である。結局のところいくら非核化を宣言しても信頼のないところには核もミサイルも存在する。 だからといってCVID(=完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)が無駄なアクションだと言うつもりはない、というより必須な行動だ。だがシステマティックな手段が完璧に実施されても常に疑うことを忘れてはならない。 |