OS・データ修復作業のジレンマ
業務としてのOS・データ修復作業はビジネスと考えれば成立しないようです。業務としてはお客さんのデータ救出と復元を第一に考えていますがお客さんは意外とあっさりデータを放棄されます。USBハードディスクの場合は画像や映像、エクセル、ワードのデータが多く放棄される方は比較的少ないようですが。OS修復の場合はハードディスク交換が必要になることが多く金額が3万円を超えると買い換えるからと言う理由で修理中断が多くなります。
OS修復はデータ救出とメールの設定や過去のメールやアプリケーション、インタネットの設定も含むので買い替えの際にもそれらを引き継げるのですが・・・
OS・データ修復作業特にデータ救出の場合は事前に費用提示を求められることが多く、料金提示はチェックしてからと答えるとそれまでの事例が多くなっています。
今月から起動だけで修復不能と判断できる場合は無料、データ救出が可能かのチェックは1000円にしました。
それでもデータ救出が可能かのチェック時にはデータを実際に救出して作業用のハードディスクに保存してファイルの正常性まで確認して料金提示をします。
これはそれでもデータ救出が可能かのチェック時がラストチャンスの場合が有るからでサンプル的データ救出で料金提示した場合、本番の作業では完全に壊れてデータ救出が不能な事が有るからです。
お客さんに過大な期待をもたせ失望させることは出来ないので1000円の料金しか担保されていない状態で100時間を超える作業は終わっています。
残作業はお客さんで用意していただいたハードディスクに書き戻すだけです。この状態での料金提示に了解が得られない場合は時間給が10円になるリスクを負っています。
今回の場合データの内容やフォルダ名から推測して大丈夫だと思っています。
|