黄葉時期に大きな個体差のある銀杏を見たあと、更に北へ向かって歩いていると、吊るし柿を干しているお宅がありました。わが家のある新市街地では見られない、古い町ならではの光景です。
東高野街道に出る手前に、長屋門を持った立派なお屋敷がありました。これも古い町でしか見られない光景です。 建物はよく手入れされていて、前には小さな石庭が造ってありました。
東高野街道に出て北へしばらく歩くと、大きなお寺の前を通ります。善法律寺という寺の名前から「律宗」のお寺かな?と思ったら、やはり『唐招提寺の末寺』と立札に書いてありました。道理で立派なお寺です。 門前も境内も紅葉が真っ盛りでした。(逆光で上手く撮れなかったのが残念です。)
善法律寺から北へ10分ほど歩くと岩清水八幡宮の下に着きます。ここには八幡宮の摂社「高良神社」があり、そこに植わっている2株の大銀杏を見るのが、この日の最大の目的でした。 境内に入ってみると、果たして見事に黄葉していました。 銀杏は、実が生るよう雌雄2株の木を植えることが多く、ここの木も夫婦で、手前の雌株で奥が雄株でした。
ここへ着いたのは1時半ごろでしたが、高良神社は既に山の陰に入っていて、写真を撮る環境ではなくなっていました。やはり午前中に来ないとダメですね。 |