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2011年11月14日(月) 

風邪の話

--- たかが風邪、されど風邪、風邪対策の知恵とヒント

 

 

風邪の話―たかが風邪、されど風邪、風邪対策の知恵とヒント

 

松永貞一永寿堂医院院長)・著

森利夫・挿絵

 

内容(「MARC」データベースより)

わかっているようでわからないことが多い「かぜ」。軽い症状をひっくるめたようでありながら、重い病気のはじまりが「かぜ症状」であることも。そんな「かぜ」に対して気楽にしてよい点、注意すべき点を平易に説明する。

 

 

目次

 

「貞一先生」の本 推薦文

  国立感染症研究所・感染症情報センター センター長

  岡部 信彦

はじめに

 

第一章 風邪のいろいろ

 スペイン風邪

 軽い気管支炎を重くしてしまう

 インフルエンザ脳症の恐怖

 熱が出るのは風邪だけではない

 はじめは風邪の症状で始まる白血病

   Lipatti: Chopin Sonata #3 IV. Finale (1947)

     ディヌ・リパッティ

 節々が痛む時も・・・

 溶連菌心臓弁膜症

 劇症型A群溶血性連鎖球菌(人食いバクテリア)も初めは軽い風邪症状から

 風邪と熱さまし(解熱剤)

 風邪ではなかった、慢性心不全だった

 疲れやすかったのは、実は結核のせい

   結核予防会

 妊娠中に風邪になったら

   お薬110番

 生まれてすぐの(生後三ヶ月以前の)小さな子の風邪

   “熱さましは親の敵” 手遅れにしているだけ

 “人生、ここ一番”という時にひく風邪

   化膿性扁桃腺炎

 熱だけ下げても知恵遅れは免れない

  -熱を下げても髄膜炎は治らず知恵遅れになってしまったGちゃん

 


 

お花茶屋太極拳クラブのWさんが髄膜炎に罹って九死に一生を得た。今も後遺症の二次性癲癇に悩まされている。やはり最初は風邪だと思っていたらしい。
同じく会員のSさんのご主人がコレに罹って同じく九死に一生を得た。も一つ同じく、今も後遺症の二次性癲癇に悩まされている。
それは仕方が無いのだけれど、奥さん、心配のあまりストレスで胃癌になってしまった。

ストレスは怖いですよぉ~~~!!!

D.E.

 


 

 お年寄りの風邪

 薬はたくさん飲めばよく効くのか

   薬の飲み合わせ(拮抗作用)

 冬に病院や集会所で風邪を貰わない為に

   マスクについて

 花粉症と風邪

 夏風邪には少なくとも三十一回罹る

   夏風邪の色々

   ヘルパンギーナ

   手足口病

   咽頭結膜熱

   流行性角結膜炎

 風邪の旬

 普通の抗生物質の効かない風邪

 まとめ/結局、風邪とは何か

 体温計はどれが良いのか

   水銀体温計

   耳で測る体温計

   棒状体温計

   予測式と実測式

   どんな体温計が良いのでしょうか

   耳式体温計について、さらに一言 


第二章 風邪を引かないために

 風邪を引かないための工夫

 予防注射

 インフルエンザワクチン

   ワクチンの副作用を心配されている方に

   ワクチンが効くとか効かないとかいう議論について

 マスクと手洗い

 マスクは必要か

 うがい

 健康な生活

 風邪と布団

 風邪とお風呂

 室温と湿度

 咳止め

   咳はどうして出るのでしょうか

   止めていい咳、止めぬ咳

   咳は体力を消耗する

   家庭での注意

 病み上がり

 どうして医者に聞かないで近所の人に聞くのだろう

 意識障害

   意識障害の時どうするか

   意識障害の時気を付けること

   3-3-9 度方式

 

第三章 風邪の薬について

 風邪を引き起こすもの

   病原体の大きさは様々

   病原体の殺し方も様々

   風邪を一口に風邪と言えない理由

 薬は飲まねば効きません

 今飲んでいる薬のことは何でも教えて下さい

 薬は飲んでから効き始めるまで時間がかかる

 「風邪に抗生物質を使うな」を考える

 薬は自己判断で止めないこと

 医者の出す風邪薬・薬局で買える風邪薬(その1)

 医者の出す風邪薬・薬局で買える風邪薬(その2)

 薬を一日三回飲まなくてはならないわけ

 それでも一日三回薬を飲むことが出来ない人へ

 細菌と抗生物質

 熱、患者にとって風邪で一番つらく心配なもの

 

付・風邪に役立つホームページ

 国立感染症研究所 

 感染症情報センター

 国立感染症研究所 

 アメリカ合衆国CDC

アメリカ疾病予防管理センター

 国際医学情報センター

 検疫所 海外渡航者の為の感染症情報

 外務省 在外公館医務官情報

 子供の救急

 日本小児科学会

 医薬品医療機器情報提供ホームページ

 医療用医薬品添付文書情報検索ページ

 

おわりに

 

 

 

■医師

医学博士 松永 貞一

 

<専門医資格・認定医資格>
東京慈恵会医大卒
元・慈恵医大助教授
チューリッヒ大学医学部小児科留学
元・東京都立北療育医療センター・小児科医長(専門副参事)
元・埼玉県立小児医療センター・感染免疫アレルギー科長
昭和薬科大学臨床薬学客員教授
東京慈恵会医科大学非常勤臨床医長
日本小児科学会認定医
日本臨床病理学会臨床病理医
日本医師会認定産業医
日本感染症学会感染症認定医
日本感染症学会評議員
ICD制度協議会認定医
インフェクションコントロールドクター
労働衛生コンサルタント
Member of American Pediatric Socuety
Member of European Society for Pediatric Research



 


常磐線各駅停車の運賃格差
の解消を訴えてもおられる。

亀有在住のオレは大いに期待している。D.E.

 


 

マップは 永寿堂医院

所在地: 〒125-0061 東京都葛飾区亀有3丁目43−5
電話: 03-3604-2101


閲覧数713 カテゴリ医療、医学、医源病退治 コメント9 投稿日時2011/11/14 15:39
公開範囲外部公開
コメント(9)
時系列表示返信表示日付順
  • 2021/08/27 11:17
    AZUSAさん
    Amazonnでプレミアが付いて
    新品
    ¥15,065 !!!
    次項有
  • 2021/08/27 14:11
    > AZUSAさん

    ひぇ~~~
    松永先生に持ってないか、聞いてみます。
    次項有
  • 2023/04/19 10:02
    葛飾区時間 インタビュー

    https://www.katsushika-jikan.com/request/medical/do…ile_d/685/

    2013年のもの。お若い!
    今年、2023年4月、永寿堂医院は閉院しました。
    産業医や校医、園医、医師会の仕事は続けておられる。
    引退には程遠い。


    松永 貞一 院長 マツナガ テイイチ
    TEIICHI MATSUNAGA

    永寿堂医院

    生年月日:1948年1月11日

    出身地:栃木県

    血液型:AB型

    趣味・特技:音楽鑑賞、読書、旅行

    好きな本・愛読書:ノンフィフクション

    好きな映画:山田洋次監督作品

    好きな言葉・座右の銘:考えろ

    好きな音楽:クラシック

    好きな場所・観光地:欧州の名もない土地(を、自転車に乗って出会いと驚きを求めて旅をするのが良いんだね)





    ■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

    父から言われたものだから、イヤイヤというのが正直なところ(苦笑)。『永寿堂医院』はもともと祖父が薬局として興し、父が医院としてその名を継いだという流れがあって、私はその2代目ということになるの。
    私はこう見えて意外にいい子でね(笑)、父はともかく、口に出さずとも母親の「息子には医院を継いでもらいたい」という希望には添いたいと思ってた。周囲の期待に応えるべく医者になるためにガムシャラに進んで、実際に大学に入ったは良いんだが、そこで初めて、「これは違ったかもしれない」と思ったわけ(苦笑)。まあ、思った時にはすでに遅いということで、殆どの人間はそういうものかもしれないね。

    ■『永寿堂医院』の概要を教えてください。

    大学では小児科を専門にしていたから、ここでは小児科と内科を診ているということになるね。内科・小児科じゃなくて、小児科・内科ね。小児科の医者が内科の領域も診ているということ。まあ、自分の能力の及ぶ範囲は知ってるから、だからこそ、月曜日は消化器、金曜日には循環器と、それぞれ専門医に診てもらう体制をとってるってことになる。
    さっきも言ったけど、専門はあくまで小児科なんだけども、実際は町医者ということだね。何でも診るというか、診なきゃならないし、必要に応じてそれを振り分けていく。それが街のお医者さんの役割なんだと思うね。

    ■開業医に求められる仕事について、先生のお考えをお聞かせください。

    松永 貞一 院長医者の仕事ってなんだと思う? 病気を治すこと・・・それは半分正解で半分間違ってる。一番大事なのは患者さんの評価。例えばお腹が痛いって誰か来るとする。痛み止めを出せば終わりかっていうとそうじゃないよね。その痛みはどこからくるのか。盲腸かもしれないし、女性ならば卵巣嚢腫の発作の可能性もある。もしかしたら、昨日食べた何かが悪さしてるのかもしれない(笑)。
    原因がわからないで治せるものはないの。これは内科系か、外科系か、婦人科系か、それともその他系なのかをまず評価しなくちゃいけない。評価が終わり、診断がついて初めて治療が可能になる。そこから先はさっきも言ったように、自分で出来るものは自分で、分を越えると判断したらば専門の先生に任せる。あとあるとしたら、考える材料を患者さんに与えるということになるかな。

    ■ワクチン接種の重要性について、先生はどう思われていますか?

    小児科の一般的な立ち位置としては、「ワクチンは何でも早くすべてを打ちなさい」だよね。でもそれ以前になんでワクチンを打つんだろうね。今は様々なワクチンがあるから、それを全部やるとなると大変でしょ。となると打つものを選ばなきゃならない。じゃ、何を根拠に選んだら良いのかってなると、それは死に至る病を防ぐため、だよね。
    これは極論だけど、“今の日本”において、例えば子宮頸癌ワクチンなんかは打つ必要がないと思ってるの。なぜかと言うと、子宮頸癌については検診があるから。でもね、葛飾区で言えば検診率はたったの20%。欧米では80%を越えてるにもかかわらずね。乱暴な言い方をすると、検診を受けないでワクチンを望むのは、パンツも履かずに素っ裸でイヤリングをしてるようなものよ。まずはパンツを履かないことにはね。
    今年(2013年)の4月から子宮頸癌ワクチンは無料で受けられるようになって、そのこと自体は悪いことではないのかもしれない。でもその一方でおたふくや水ぼうそう・・・おたふくや水ぼうそうは言ってみればパンツや上着だからね。順番が違うと思うでしょ。
    ワクチンを打つのは良い。でも、子宮頸癌について言えばその前に検診を受けるべきで、だからこそ、自分の頭で考え選択していって欲しいね。

    ■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。

    今のお医者さんもそうだし、患者さんにしてもそうで、みんなマニュアル化されてるような気がする。誰かがこう言った、あの本にはこう書いてあるとか、ね。それと、人間みなそうかもしれないけど、自分が見たいと思うものだけを見ようとする傾向があると思う。まず現実を直視し、それを判断の材料にして、自分の健康は自分で考えるということをしてもらいたいし、そこをスタートにしてよく相談出来る医者を家庭医として持ってもらいたい。それが私から皆さんへのメッセージであり、希望ということかな。

    ※上記記事は2013.6に取材したものです。
    情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
    次項有
  • 2023/04/19 10:15
    CiNii

    https://cir.nii.ac.jp/crid/1410001204911615233#rel-art

    町医者らしからぬ論文数。
    お父さんが亡くならなければ大学で研究を続けておられただろう。
    教授にまでなればお母さんも町医者を継げとも言えなかっただろう。
    たしかお父さんは77歳で亡くなったと聞いた覚えがある。
    あと10年長生きしてくれてれば!
    次項有
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