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2019年01月12日(土) 

気軽に誰かの手料理が食べられる! 食好き同士がつながる「キッチハイク」って何?

 

2019年1月12日

ライフ
ULM編集部


「人とごはんが食べたい」「人がつくった料理を食べたい」「誰かに自分の料理を食べてもらいたい」――。ふとそう思ったとき、気軽にその環境を手に入れられる仕組みがありました。


○○「みんなで食べる食事」の新しい姿を提案する


 ライフスタイルの多様化が進み、ひとりでごはんを食べる人が増え、そのための環境も増えました。一方で、ふと誰かと食事をしたいと思ったとき、気軽にそれを可能にする環境はあるのでしょうか。

 

キッチハイクで集まった人たちの食事会のようす(画像:キッチハイク)
 
 ありました。その名は「キッチハイク」。自宅やキッチンスペースに人を集めて、手作りのごはんでもてなしたり、逆にもてなされたり、行ってみたかったお店でごはん会を開催したりできる、コミュニティサイトです。

 サイト内には、随時「鏡開きだし、おしるこでも食べようか」「あったか肉まんを生地から手作りで、おうち中華を楽しもう♪ついでに餃子も」「スペイン料理屋でコース料理を楽しもう」などのイベント(サイト上では「Pop-Up」と呼ばれる)が立ち上がります。

 iOS 9.0以降、またはAndroid4.1以降に対応したアプリのほか、PCでも利用でき、ユーザー登録は無料です。


Pop-Upで過去に提供された料理の一例。…らでは(画像:キッチハイク)

Pop-Upで過去に提供された料理の一例。大皿に盛られた料理を分け合うのも、みんなで食べる料理ならでは

 

 このサービスを立ち上げたのは、スタートアップ企業「キッチハイク」(台東区東上野)。共同代表のひとり山本雅也さんは、人と人がより早く、より深くつながる方法はないものか、10代のころからずっと考えていたと話します。

「なかなかその答えは見つからなかったんですけど、ある時、読んだ文化人類学の本に『あらゆる民族は自分のテリトリーに他の民族が侵入した際、彼らを招いて一緒にご飯を食べる慣習をもっている』というような記述を見つけて。

 たしかにそうかもしれないと思ったんです。現代では『食』の、栄養の摂取という目的にばかり目が向けられがちですが、もともとは、人と人をつなげるという機能があると」(山本さん)

 

Pop-Upで過去に提供された料理の一例。…るPop-Up(画像:キッチハイク)

Pop-Upで過去に提供された料理の一例。この日行われたのは、名古屋めしにまつわるPop-Up



○○本当に「食」で人はつながる? 検証の舞台は世界、450日間!

 

 ひらめいたものの、果たして本当に食で人とつながることは可能なのか。検証のため、山本さんが試みたのは、450日間に渡る世界一周の旅でした。ただの旅ではありません。「あなたのおうちでごはんを食べさせてくれませんか?」と現地で交渉し、一般家庭を訪問。手料理を食べさせてもらいながら交流をするというものです。

「この経験を通して、言語も、国籍も、価値観も異なる人とでもつながることができると確信を持ちました。そこで、食を通じた交流は、普遍的な仕組みとして現代に蘇らせるべきだと思ったんです」(山本さん)


キッチハイクで集まった人たちの食事会のようす。手前のぬいぐるみは、公式キャラの「もぐもぐ」(画像:キッチハイク)
 
 そんな壮大な旅から数年の時を経て、2019年1月現在、キッチハイクを介した食事数は累計3万食を突破。基本的には全国どこでも利用できるサービスですが、特にユーザーが集中しているのが、東京都だといいます。

「僕も社内のメンバーも、日常的にキッチハイクを使っています。平日の夕飯など、日常の食事の選択肢のひとつとなっていますね。僕ら自身がやっていて心地のいいことこそが、未来のあるべき姿だと信じているので、まずは僕ら自身がサービスを体験して、フィードバックを重ねることで、より良いものにしていきたいという思いもあります」


○○マニアックな料理好き同士で集まると、さらに盛り上がる?

「使っていて楽しいのは、やっぱり『食で人とつながる』を感じられるとき。海外料理系などマニアックな料理好きで集まると、趣向が近いためか、すぐに打ち解けられるんです。

 先日参加した、羊料理をみんなで食べるPop-Upでは、参加者の中に『実際にモンゴルで羊料理を食べた』という人がいました。そういう人と一緒に羊料理を食べながら、現地のエピソードを聞いたり話たりする――、こういった体験がキッチハイクではよくあります」(山本さん)


最も多いユーザー年齢層は30代だが、昭和生まれから平成生まれまで、幅広い世代が集っている(画像:キッチハイク)

 

 実際に記者も参加してみました。参加してみて感じたのは、皆で同じものを食べていると、それだけで会話のきっかけが生まれること。

 極論、「これ、美味しいですね」「ですね、美味しい!」「わー美味しい!」「あ、これも美味しいですよ」と、ただシンプルに「美味しい」という感想を交わし合うだけでも、場に穏やかな空気が流れることを実感しました。

 思えば、家族や恋人、友人以外の手料理を食べること自体、はじめての経験です。その特異さも、オンラインのコミュニティプラットフォームならではでしょう。

 リピーターも多い印象で、すっかりハマってしまい、休日には、昼ごはんと夕ごはんをキッチハイクではしごするという参加者がいたのも印象的でした。

 もしも気軽に誰かとごはんを食べる時間がほしいと思ったときには、まずは一度、サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。どんなイベントが立ち上がっているのかや、過去に開催されたPop-Upのようすが閲覧できます。

 

●みん食コミュニティサイト「キッチハイク」KitchHike

・URL:https://kitchhike.com/

 


 

「子ども食堂」「居場所づくり」に繋がる動きじゃないかなぁ~

昨晩の湯浅誠さんの講演会でも「貧困」と
「社会的な繋がり」の関連性を強調していた。

 

「人と人が触れ合う優しくて、あったかい賑わいを地域に創る→地域交流の促進」
「その時にお金や繋がりが無く、賑わいから弾かれる子供を作ってはならない → 子供の貧困対策」
湯浅さんのレジュメから

 

 


 

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どれにしようか迷った。

カテゴリーじゃなくてタグにしてくれないかなぁ~~~


閲覧数316 カテゴリ街作り、コミュニティの再生・創造、再開発 コメント0 投稿日時2019/01/12 17:27
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