先月、100回目を迎えました。

その記事が

東都よみうり　No.1499　 2012年7月13日付け

の一面トップに載りました。

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立石の再開発に「NO」を唱えて8年超
「心配する人の会」が100回目の会合
「レトロな雰囲気　歴史ある街残して」

　「立石駅周辺再開発を心配する人の会」の100回目の会合が6月21日、立石地区センター（葛飾区立石）で開かれた。

　同会は2004年2月、京成立石駅の再開発のあり方、当時の行政の進め方に疑問を持った駅北口の地権者が集まり、「立石駅北口地区再開発を心配する人の会」（当時）として発足。同年3月に初会合を開いて以降、再開発に関わった国内各地の住民らと交流を重ねながら、毎月一回の会合で知識を深め、行政が進める立石駅周辺再開発のあり方に異議を唱えてきた。

　これに対し、「立石駅北口地区市街地再開発準備組合」では現在、駅と隣接する北側に複数棟のビルを設けるなどの内容の「第一種市街地再開発事業（案）」の都市計画決定に向け、地権者の3分の2以上の同意を目指している。
　しかし、同案に対して「心配する人の会」からは否定的な声が挙がっている。その中心人物の一人、玉舎（たまや）輝久さんは、すでに都市計画決定している交通広場計画が東京駅八重洲口と同じ3800平方㍍という広さであることをみても「これだけの規模の広場が必要か」との疑問を投げかける。
　また、金町の再開発ビルの現状を例に（ヴィナシス金町。二階のテナントがまだ全部埋まっていない。上のマンションは売れ残って、デベロッパーが引き取り賃貸に出している。いつも空家募集が掛かっているところを見ると、売れたのは少ないのだろう。（追記:違った。マンション部分は分譲と賃貸と両方あるらしい）付属の駐車場は赤字で葛飾区が補填している。D.E.）、商業施設やマンションの新設だけでは入居者を埋めるのは困難と指摘し、公共施設をここに置こうという今の計画もその事情と連動したものと見ている。
　一方、再開発反対の署名運動を機に07年末に結成されたのが、地権者以外の同会支援者を中心とした「立石の街並みを守る会」。木原敬一事務局長は、防災上の課題は認識しつつも、「建て替えや高層ビル建築には疑問がある。住民本位でない進め方も問題」と主張。「立石は、レトロな雰囲気、人間的な触れ合いを感じさせる歴史ある街であり、景観を大幅に崩すものではなく、立石らしさを残して対策作りをすべき」と話す。
　両会が最近注視しているのは、「葛飾区総合庁舎整備のあり方検討委員会」が今年1月にまとめた3案の一つに、駅北口再開発地区に区庁舎を移す案がある点。木原さんは「IS 値（耐震指標）を見ても現庁舎を建て替えなければならない理由はない」と言い切る。

　葛飾区と同じ1962年の庁舎を持つ江戸川区は耐震補強で今後も長く利用するとの判断をし、江東、荒川区も近年進化した免震工法で改修するなか、葛飾の新庁舎建設構想自体が、「立石再開発の救済が目的」と両会は見ている。
　6月21日の会合では、「NPO 法人・区画整理・再開発対策全国連絡会議」の遠藤哲人事務局長、再開発に反対してきた南千住（荒川区）と大宮（さいたま市）の地元グループ代表らを来賓に迎え、経験談などに耳を傾けた。

　「心配する人の会」の主要メンバーの忍田（おしだ）順也さんは、「住民が話し合ってソフトからハードに移った再開発は成功しているが、立石はハードが先行している。心を大事にした社会にしないとダメ。今もそういう気持ちを持たざるを得ないのが残念」と語り、玉舎さんは地権者の権利を主張しつつ、「力の及ぶ限り、数で負けないよう草の根運動のように続けていきたい」と9年越しの取り組みへの心境を話す。

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左近さんが記者とは長い付き合いで、取材してくれたようです。

立石駅周辺地区のまちづくりについて.pdf

マップは 毎月の定例会の会場　立石地区センター

定例会は 毎月第三木曜日、午後7時から

立石保育園と同じ建物

鉄道連続立体化事業、再開発を控えて、プレハブです

東京都葛飾区立石4-23-17