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2019年01月25日(金) 

 

「三帖和讃(さんじょうわさん)」

 

 親鸞聖人が著した『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』の総称。浄土真宗の法義が余すところなく讚嘆されていることから「和語の教行信証」ともいわれる。

 

【浄土和讃(じょうどわさん)】宝治2年(1248)成立、聖人76歳

  経典などによって阿弥陀仏とその浄土の徳を讃嘆したもの。118首

 冠頭讃(かんとうさん) 二首

  真実信心を勧め、本願を疑うことを誡める。

 讃阿弥陀仏偈和讃(さんあみだぶつげわさん) 四十八首

  仏・聖衆・国土の三種荘厳が『讃阿弥陀仏偈』にもとづいて讚嘆される。

 大経讃(だいきょうさん) 二十二首

 観経讃(かんぎょうさん) 九首

 弥陀経讃(あみだきょうさん) 五首

  まとめて三経讃ともいい、阿弥陀仏の本願を中心に、浄土三部経の法義が示されている。

 諸経讃(しょきょうさん) 九首

  浄土三部経以外の経典によって阿弥陀仏の徳を讃える。

 現世利益和讃(げんぜりやくわさん) 十五首

  真実信心を得た者の現世利益を示している。

 勢至讃(せいしさん) 八首

  『首楞厳経(しゅりょうごんぎょう)』によって勢至菩薩が讚嘆されている。

 

【高僧和讃(こうそうわさん)】宝治2年(1248)成立、聖人76歳

  七高僧(しちこうそう)の教えを、その事蹟や著作に即してわかりやすく讚嘆したもの。119首

 龍樹讃(りゅうじゅさん) 十首

 天親讃(てんじんさん) 十首

 曇鸞讃(どんらんさん) 三十四首

 道綽讃(どうしゃくさん) 七首

 善導讃(ぜんどうさん) 二十六首

 源信讃(げんしんさん) 十首

 源空讃(げんくうさん) 二十首

 結讃(けっさん) 二首

 

【正像末和讃(しょうぞうまつわさん)】正嘉2年(1258)成立、聖人86歳

  正法・像法・末法のすべての時代に通じる本願念仏について讚嘆したもの。116首。聖人最晩年の信境の深まりがうががわれる。

 夢告讃(むこくさん) 一首

  阿弥陀仏の本願を信じるべきことを示す。

 三時讃(さんじさん) 五十八首

  阿弥陀仏の救いが正像末三時にわたることを示す。

 誡疑讃(かいぎさん) 二十三首

  本願を疑う心を誡めている。

 聖徳奉讃(しょうとくほうさん) 十一首

  日本に初めて仏教をひろめた聖徳太子の徳を讚嘆する。

 愚禿悲歎述懐(ぐとくひたんじゅっかい) 十六首

  末法の世を生きる自他の姿を悲嘆する。

 善光寺和讃(ぜんこうじわさん) 五首

  如来を「ほとけ」と呼ぶに至った事情を嘆く。

 自然法爾章(じねんほうにしょう)と和讃二首

 

以上の内容は、浄土真宗辞典(本願寺出版社発行)に寄りました。

 

【後記】

 和讃とは、和語で三宝(さんぼう:仏法僧)を讚嘆する七五調の詩歌のことで、親鸞聖人には四句一首の今様形式の和讃が五百首余りあるそうです。本願寺八代の蓮如上人が、文明5年(1473)に『正信偈和讃』四帖を開版し、以来本願寺では朝夕の勤行に「正信偈」と和讃六首を用いるようになりました。拙寺の本堂でも、朝夕に正信念仏偈のお勤めをしますが、本山西本願寺と同じく和讃は三帖和讃の繰り読みをしています。毎回だいたい六首ですが、たまに添引和讃が加わって七首、八首のこともあります。よく節を間違えます。

 


閲覧数173 カテゴリ宗教 コメント0 投稿日時2019/01/25 18:36
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本荘ケイさん
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オオサンショウウオとホタルの棲む川沿いのムラに、私は住んでいます。
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