昨日のことです。 朝はこの冬いちばんの冷え込みで、わが家の最低気温は−0.7℃でしたが、よく晴れて風もなかったので気温が上がり、春先のような日和になりました。 それで、梅の開花状況を見ようと、9か月ぶりに松花堂庭園へ行ってきました。
庭園の前にある広場を通ると、葉を落としたドウダンツツジに赤い花芽がいっぱい付いていました。八重桜が咲くころにはスズランに似た白い可愛い花が見られることでしょう。
庭園の受付がある建物に入ると、正面に紅白の梅の盆栽が置いてありました。白梅は見ごろ、紅梅はこれからといったところです。
僕のほかには誰もいない園路を、さまざまな種類の竹や冬景色の木々、大きな鯉がゆったりと泳ぐ流れなどを見ながら、3つの茶室(松隠、竹隠、梅隠)がある最奥部まで歩きました。 白梅の木が植わっている梅隠の北側へ回ってみると、おっ! 咲いていました。予想以上に開花が進んでいます。 西側には白梅と紅梅が何本づつかありますが、やっと咲き始めたところでした。
園路沿いに植えられている馬酔木をみると、蕾が鈴なりになっていました。
園路を左回りに進んで「内園」(岩清水八幡宮境内にあった松花堂の建物を移築した一角)へ入ろうと思ったら、門が閉まっていました。右を見ると、塀が倒れかけているし、屋根はシートで覆われています。去年の地震と台風は、ここにも大きな被害をもたらしたようです。
仕方がないので、内園の西側にある椿園へ入りました。ここには約100種類の椿が植えられています。 開花が遅かった去年に比べると今年はだいぶ早いようで、既に咲き終わったものもありましたが、思ったより沢山の花が見られました。 |