昨日の散歩で、前半白い花を見たあと市民の森に入りました。 この前来たとき咲いていた梅は終末期で、しょぼくれた花が枝にしがみついているだけでしたが、その代わり遠くからでも目立つ花が咲いていました。 これは椿ですが、バラと見まがうほどの派手さです。直径が10cmを超える巨大輪で、中央部には蕊が花弁に変化したと思われる飾りが付いています。園芸家というのは、いろいろと変わった花を作るものですね。 (^_^)
大きな池に沿った園路を進んでいくと、タイサンボクの木が2本植わっています。 《蕾はどうかな?》と思って、いちばん低い枝の先を背伸びをして覗いたら、出来たばかりの小さな蕾がありました。考えてみると、タイサンボクの花が咲くのは6月ごろですから、今はこんなもんでしょう。
市民の森の南口を出ると、目の前は田んぼです。昔は農村だったこの辺りも1970年代から大阪のベッドタウンとして都市化が進みましたが、新しい住宅街の中に僅かながらも生産農地が残っています。 そんな田んぼの中でレンゲの花が咲いていました。ほとんどが咲き終って緑一色になっていて、残っているのはこの部分だけでした。 昔は春の田んぼでよく見られた光景ですが、今ではほとんど見なくなりました。この辺りには10面ほどの田んぼがありますが、レンゲを植えているのはここだけです。
旧村の面影が残る地区まで行ったとき、黄色い花が咲いていました。オウバイ(黄梅)です。「梅」の字が付いていますが、梅とは関係のないモクセイ科の落葉低木だそうです。 |