今年の桜は、開花後季節はずれの低温が続いたせいで、満開の状態を長く楽しませてもらいましたが、それも一昨日の雨で終わり、昨日あたりから盛んに散っています。 白に近かった花は底(花の中心部)の方から赤みを増し、花びらがなくなったところでは赤い萼片が露わになって、木全体が茶色っぽくなってきました。
木の下には散り落ちた花びらの吹き溜まりが出来ています。 吹き溜まりの色は、木に付いている花びらに比べると色がずっと濃くて、桃色に近いピンクになっています。 桜の花びらは、散り落ちてから赤みを増すようです。今まで気がつかなかったけれど、不思議なこともあるものです。
その桜の木の近くで真っ赤な花が咲いていました。キリシマツツジだと思いますが、もうそんな季節なんでしょうか。 この花が終わると、ヒラド、サツキが咲き、そしてアジサイ、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブ、スイレン、ハス・・・ 僕のいちばん好きな季節がやってきます。 |